雪倉岳・フスブリ山・紙すき牧場

期日  2001年 4月6日(金)〜8日(日) 
参加者 4人  CL成瀬恵美子 小松はる子 青木和人 高橋幸子(ゲスト)
    (全行程 東京スキー協 杉村L以下6名と同行)

4/6日(金)快晴
栂池スキー場、ゴンドラ終点8:45/9:15−成城小屋9:50/10:15−天狗原11:30−白馬乗鞍岳往復−13:15−振子沢1800m 14:45−蓮華温泉15:20

 前夜泊の3人と、わしざわロッジで集合。ゴンドラ終点から1本リフトに乗り、林道におりシールをつけ登り始める。天気予報が良い方に外れ、青空に白馬三山、鹿島槍が迎える。多雪で例年よりなだらかな天狗原の登りだが、夜行のせいかシャキッとしない。杉村氏他3人と乗鞍岳を往復し、快適な斜面に足慣らしをする。
 振子沢は高温のため、重いシャーベット。下るにつれて朝日岳からの支稜がひろがり、魅力を惹く。乗鞍沢の橋を渡り尾根を廻りこむと、輝く雪面の雪倉岳に圧倒される。頂稜からの雪模様に雪崩跡かと不安を抱え、蓮華温泉に入った(後でシュカブラと判明)。夜は温泉、集結祝い。

4/7日(土)快晴
蓮華温泉7:00−兵馬平−尾根乗越1500m−瀬戸川出合8:30−2100m 10:30−頂上13:20〜14:00−瀬戸川出合15:45−蓮華温泉17:15

朝日岳の上部にあかねが差し、快晴(移動高が居座り、弱い気圧の谷が北をかすめ好天となった)。岩岳SC15名の集団を追って出発。兵馬平へ下りきらずに乗越しを目指したので少々遅れて瀬戸川出会いにつく(1350m位まで下りきって登り返す方が正解)。
 雪倉への沢の詰めは、右側を集団の後塵を拝すが、上にブロックが迫っている上、もたついているので追い越す。上部斜面は左手尾根へシュカブラの抵抗を感じつつ登る。最後のクラストをトラバースすると、5年ぶりの頂上に出た。剣・立山・毛勝三山を背に登頂を喜び合う。
 スキークラブの集団がまたたく間に黒点に変わった斜面を、気合を入れて滑走に移る。頂上直下のクラストとシュカブラに慎重に滑り始め、後は広大な斜面に気圧されながらも滑りを楽しみ、沢筋に入ると重い湿雪。ターンもままならずキックターンを交えて出合いに着く。
 夏道ルートへ登り返し、ブナの大木を眺めて気を紛らわし、長いトラバースに足を引きずり蓮華温泉へ帰り着く。一風呂後の夕日に映える雪倉にまたの機会を願う。

4/8日(日)快晴
蓮華温泉7:00−1650m支沢入り口8:00−フスブリ頂上9:40〜10:00−箙岳11:25〜12:00−蒲原山13:00−紙すき山牧場−大平13:30−来馬温泉14:00 

 登りの暑さをどうしのごうかと考えるほどの好天、1650mからフスブリに突き上げる沢を登る、蓮華へ降りる夏道の天狗尾根?が立派に見え出すと頂上。平坦な稜線をたどり箙の大下りにシュプールを刻み、(最大傾斜を取った先頭が雪崩を起こすが加速せずにとまる)。
 栂海新道末端の峰(白鳥山?)を遠望しブナとシラビソの混合林の蒲原山へ。牧場上部の樺の斜面に今山行最後のターンを堪能し林道を大平へ急ぐ。この斜面も疎林の中を雪崩が走った。杉村氏の手管の交渉で荷物を運び来馬温泉で満喫した山行に乾杯、冷えたそばがうまい。
 今回は少人数で足が揃い(スキー協とは程よい関係を保ち)、終始好天に恵まれ毎日アクセントのある滑りがいのある充実した山行でした。

記録 青木

雪倉岳
蓮華小屋手前からの雪倉岳。この写真でははっきりしませんが、雪崩れ状の雪紋が人を寄せ付けない強面を装っていました。