強風で肘折コースを断念。湯殿山南面を楽しむ

期日:2001年4月14日(土)〜15日(日)  宿泊:姥沢小屋 1泊夕食付 6000円
参加者 4名:杉原鉄夫(L 記録)、杉村雄一、奥山修司、風戸道子(ゲスト)
費用:JR「土日きっぷ」1万6000円 山形→西川町970円 西川町→姥沢500円


念仏小屋泊の2日行程が恒例になっていたラ・ランドネの月山〜肘折温泉。「ライト&スピーディー」に1日で23.5kmのロングコースを登って滑ろうと「一気抜け」を試みたが、天は我らに味方しなかった。

14日(土)
「つばさ113号」から鶴岡行きバスに、西川町で町営バスにと乗り継ぎ、昼前に姥沢小屋着。先発の風戸さんと合流できた。
昼食後、姥ケ岳にシール登行し、南面から自然博物園を経て、志津まで滑る。16時の最終バスで姥沢小屋へ戻る。
月山スキー場は前週オープンのため、姥沢小屋も我々の他は1パーティーだけ。名称から、山小屋を連想していたが、風呂に入れて意外だった。

T5日(日)
姥沢小屋発435…(視界50m程度と悪く、ルート探しに時間。GPSのおかげで小屋が近いことがわかり、安心だった)…鍛冶小屋740〜800(ツェルトを張って、小休止)…月山頂上小屋815〜30(吹き倒されるほどの強風で、前進も困難)。
 小屋を一周したが、雪に閉ざされ、風を避けられる場所はなかった。
 天候は回復基調だが、風が強すぎ、雪面も凍結。引き返すことに決める。ときどき青空がのぞき、葉山も見えるほどなのに残念。
牛首までくだると、一転して穏やかな日差し。ティータイムを楽しむ余裕が出てきた。
金姥北面を巻いて、湯殿山へ再びシール登行。南側の大斜面を思い切り滑って、果たせなかった思いを晴らす。ただし、雪質は重い。
ブシ沼のあたりにはなんと、スノーモービルが多数走り回り、排気ガスに閉口した。
 石跳川の左岸を昨日に続いて、自然博物園まで滑り、月山荘バス停から帰路についた。