八甲田山

2月8日(金)〜11日(祝)

参加 18人   { }内=ゲスト紹介者
ラ・ランドネ SL合田(報告)、小松、杉原 3名
三多摩山スキークラブ 10人 長部(CL)、荒木、石川、大川、小川、陶山、舘、富田(会計)、二階堂、吉原
労山 4人 漆原{陶山+小川}、金子{杉原}、倉知{小松}、三尾{陶山}
SAJ 1人 武石{吉原}

負傷:小川(8日。大斜面、左膝靭帯損傷?)、二階堂(9日。林間、肋骨1本骨折)

宿泊:八甲田 酸ヶ湯温泉旅館自炊部2食付き

費用:約2万7000円(宿泊費+ガイド料+交流会飲食費)+各自往復交通費

行程:   天候     視界   雪質    午前      午後
2月8日 晴れ、のち曇り 良   モナカ雪  変形寒水沢   銅像ルート
  9日 吹雪、−14℃  悪   重い深雪  変形モッコ沢  銅像
  10日 雪、のち曇り  概ね良 浅い深雪  八甲田温泉   中央−酸ヶ湯
  11日 小雪、午後晴れ 概ね良 軽い深雪  銅像  12:30解散(自由滑降)

年の厳冬期八甲田は比較的、天候、雪質に恵まれ、随所で深雪をそれなりに楽しむことができた。また足がないと行きにくい八甲田温泉方面の深雪大斜面も爽快に滑れたのは収穫だった。他クラブ員との交流による相互啓発効果もあった。一方で、参加者不足による員数確保、参加者間の技術格差等の問題が予想以上に大きかったことと、負傷者が2名も出たことは残念である。それでも毎夜、反省会を重ねることで徐々に円滑な組織運営が出来るようになったのは成果。何事も最初から上手くはいかないものと考えて、今回の教訓を充分に活かし来季は改善すべく努力したい。

2月19日反省会での小松、杉原、矢口、合田の確認事項
○計画不完全
今回は予想外にランドネ参加者が少ないため、専用ガイド+バス方式催行を貫徹すべく員数確保した点に問題があり、ゲスト募集には慎重を期すべきとの反省。
○組織的対応
混成部隊では、クラブ内行事以上に技術不足等による要注意者に対する配慮が必要であり、滞在期間後半のオーダー付けやお助けマン体制は今後も維持したい。
○技術別編成
20名単位での同一行動は無理があり、多くても10名単位となるよう技術段階に応じた班分けを実施し、各人が技術・体力に応じて楽しめるようにしたい。
○必要な装備
厳冬期の八甲田ではゴーグル(ファン付き2重レンズ)、目出帽(吹雪対策)、手袋(2重形式)が必携であり、雪崩対策三種の機器、無線機(隊内連絡用)も必要装備。