大渚山

2月23日夜〜25日

参加7人 上林(L。記録)、木村彰、大坪、曽我部、中山、小松、金井

23日(金) 木村号と曽我部号の2台の車で分かれて出発し、それぞれ白馬五竜スキー場の仮眠施設エスカルプラザに向かう。木村号は0時前、曽我部号は1時に到着し有料の仮眠施設で仮眠を取る。(簡易ベッドは要予約で2000円、大広間は1000円) 。夜中も出入りが多く少々うるさい。

24日(土) 曇時々雪 大草連……大渚山――大草連
エスカルプラザ1Fで集合し7:30過ぎに出発。小谷温泉方面へ向かう。昨年の同時期より雪が全然少ない。真木のバス停で全員 木村号に乗り換えて大草連(だいぞうれ)の集落へ上がる。車を停めて支度をして9時出発。昨年と同じルートで林道を歩く。うす曇で気温は高く、アンダー一枚でも寒くない程。新雪は全く無く、ラッセル無しで 9:40 大渚山 南南東の尾根の取り付きに到着。尾根の取り付きの急斜面もラッセルが無いため あっさり20分で登りきってしまった。その後は時々休みながら順調に高度をかせぐ。我々のグループ以外 入山者は無く、静かな登りを楽しめた。曇っていて遠くの視界があまり無いのが残念。下のほうの雪は重い雪だったが、高度を上げるにつれ雪質がよくなり、上部はザラメの上に10-15cm 程のさらさらの雪が積もった状態。途中ハンドテストを何度かするが問題無し。最後の急斜面を登りきり、11:40 わずかに南方に張り出している雪庇の合間から山頂の稜線に到達。三角点のあるピークはずっと西側だが、ここで良しとする。昨年は4時間猛ラッセルして1200m付近までしか到達できなかったが、今回は約2.5時間であっさり山頂に着いてしまった。山頂はさすがに少し風が有り、気温も−5度で少し寒い。ガスが出ていて残念ながら展望は無し。少し休憩を取り、12:10 滑走開始。上部は中々快適で滑りやすい斜面。皆 華麗に滑る。途中で何度も止まりながら大事に滑る。高度を下げるにつれ雪が重くなる。途中でガスの合間から雨飾山が望めた。最後の尾根の取り付きの急斜面は雪が重く少々難儀したが 12:40無事 林道に到着。大休止の後林道を戻って、13:15 大草連に到着。時間がたっぷり余ったので小谷温泉の山田旅館へ行き、温泉につかる。急きょ帰ることになった小松さんを南小谷まで送り、宿へ向かう。宿でワインを飲みながら翌日の相談をして、栂池ゴンドラ終点から天狗原に行き、時間があれば白馬乗鞍岳を目指す事にする。

25日(日) 雪後曇り時々晴れ オプショナルツアー 栂池スキー場……天狗原――栂池スキー場
8時の朝食後9時に出発し、栂池スキー場へ向かう。支度をしてゴンドラ乗り場に行くと長蛇の列で30分待たされた。ゴンドラ山頂駅から北側に少しだけ滑り、10:30 シールを付けて登りはじめる。今日も気温が高くガスで展望が無い。ゆるい登りの林道を歩き、2箇所ショートカットして約1時間で成城小屋前に到着。小休止して急斜面を登り12:20 天狗原に到着。ようやくガスの上に出て少し展望が開ける。目の前に白馬乗鞍岳がそびえ、白馬三山の上部がきれいに見えている。数名が白馬乗鞍岳に取り付いており、しばらくして滑ってくるグループもいた。帰りの渋滞を考えると白馬乗鞍岳を目指すには時間的に厳しいので、そのまま下山する事にする。昼食を取り12:50滑走開始。天狗原のゆるい斜面は雪が締まっていて良かったが、成城小屋前への急斜面はモナカ雪に近く難儀する。途中から沢沿いの快適なコースをしばらく滑ると、ほどなくゴンドラ終点。ゲレンデのコースをかっ飛ばして13:50 スキー場最下部に到着しFinish。春のような陽気でゲレンデも途中から雪が重くなり、少々疲れた。14:20頃スキー場を後にして帰路に着いた。