2006年5月 白馬大雪渓(納会)山行報告

5月21日(日)

猿倉駐車場 0745……白馬尻 0905……白馬大雪渓(行ける所まで)1310〜1330 雪渓滑走――白馬尻――猿倉 1500

当初、5月20日に針ノ木岳を計画に含んでいたが、台風1号の影響で大雨が予測されたため、森リーダーの判断で針ノ木は中止、白馬大雪渓を登れる所まで行くということになった。
 5月20日、夕5時に白馬村のペンション「マリオネット」に集合。当夜ペンションはランドネ会員11名の貸切となった。夕食時、明日の好天気と、素晴らしい滑走のできることを期待して、森リーダーの訓示、乾杯があり。食後は有志で11時ごろまで歓談する。
 翌日は、宿を7時にスタートし、猿倉駐車場(1,230m)に向かう。駐車場は満車の為、路上駐車すべくスペースのあるところまで下がる。7時45分に駐車場をスタートし、20分位登ったところでシール装着。藤澤氏を先頭に登高開始。青い空、白い雪、緑の木樹、かっこうのさえずりを聞きながら、気分よく歩く。9時05分に白馬尻(1,490m)に到達。白馬尻小屋は、冬期解体されている。休憩を取り、更に登高する。見上げると70〜80名位が先行しているようだ。途中、ボーダー2名が頂上より滑り降りてくる。
10時15分に雪渓上(1,880m)で2度目の休憩をとる。時折、雪渓上を渡ってくる風は歩いていると冷たく気持ちよく感じられるものだが、今は寒く感じられる。サイコロ状の大岩が落石した跡が、雪面にそのまま残っている。
 更に登高を続ける。傾斜がきつくなってきたので、斜登高になる。ターン時にバランスを崩す滑落の恐れがでてきたので、上林氏がコーナー毎で滑落予防のサポートをしてくれる。12時に2,340m地点に到達。大休止。葱平の付近と思われる。急傾斜のため、大分の人がスキーを担ぐ。
 稜線下(2,490m)で13時10分、時間切れとなり休憩に入る。集合写真を撮り、13時30分滑降開始。藤澤氏をトップに滑る。
 途中、木村映画社による記録撮影等もあり、皆はりきって滑る。滑降には斜度も緩く、ザラメ雪で滑りやすい。針ノ木岳よりも良いという声もあった。14時1,950m地点で休憩。再度、全員の集合写真を撮る。


白馬大雪渓をバックに(納会)

 15時猿倉駐車場に到着、滑走終了。最後に森リーダーの訓示があり、本年度のラ・ランドネの納会は終了した。

(松井 記)