2006年5月 羅臼岳(1,661m)・三段山 個人山行報告

5月12日(金)

女満別空港から、チャールズの車で岩尾別温泉、木下小屋に向かう。 途中、斜里町役場に寄る(ゲートが朝何時から開くか確認に行く)。町役場は電気を消して暗くしてあり、午後4時なのに業務をやっていない感じがしました。電気代を節約しているようでした。
 この時期、知床横断道路の開放は10時から午後3時30分でした。木下小屋は閉鎖しているので、その前でテントを張る。夕食は石狩なべでした。


5月13日(土)

知床峠駐車場10:30〜1,565m(13:30)〜駐車場14:45

6時起床、快晴です。8時に出発。開門が10時なので知床自然センターで勉強をする。100平方メートル運動で記録された私の名札に対面する。
 10時の開門に、車が20台くらい待っていました。峠に着きすぐ支度をして出発。雪がついているところを行くが、途中からハイマツこぎをしました。かなり疲れました。
 頂上は雪がなく1,565mまで登り、熊の湯を目指して滑ろうかと先生は考えていましたが、今回車が1台であることと、ゲートが午後3時半で閉められてしまうことを等で駐車場に降りることになりました。残念。上部は、ザラメでよく滑る。
  翌日の斜里岳は6月まで車道が閉鎖されているのでやめる。明日の天気は北海道では雨の予想なので一路層雲峡に向かう。途中、北見で食料を調達する。着いたのは午後7時でした。神社の社でテントを張る。
 夜、ことコトコトと音がしたので、私とチャールズは一瞬“熊”か、と思いました。先生が“コラ”と言うと静かになりテントからでて見るとキツネでした。2匹いました。ビールの缶をなめていたようです。


5月14日(日)

朝起きてみるとやはり雨でした。ロープウエイの頂上は薄っすら白くなっていました。今日はスキーをやめて休養日となりました。
 私は旭山動物園に行きたいと言ったので、3人で雨の中を行きました。日曜日でしたが天気が悪いので、人は少ないようでした。動物園の取り組みはとても素晴らしい。ペンギン、シロクマ、現在、チンパンジーの建物を作っていました。何回でも来させる工夫がされており感心しました。
 2日間お風呂に入っていないので、白銀荘に昼飯(ラーメン)と風呂にゆっくりと入りに行きました。十勝岳の上は白く雪が積もっていました。今日は、三浦宅に泊りです。


5月15日(月)

三浦宅09:00〜白銀荘10:00〜三段山12:30〜白銀荘13:00〜三浦宅

 昨日と変わって今日は快晴です。昨日の雪が1cm程積もっていてとても滑りづらい。  スキーを早くあがって、皆でバーベキューをすることになり楽しみです。富良野から山が良く見えます。先生の家のエゾヤマザクラが満開です。白銀荘から車で白金の野鳥の森にアカゲラの巣作りの様子を見に行く。まだ巣作りはしていませんでした。大きなシラカバの木に大きな穴が開いていました。下から10mあるでしょうか。
 上富良野で豚、牛肉を買い朝日ヶ丘公園の橋の上で4時から始めました。エゾヤマザクラが山全体紅く染まっています。素晴らしい環境でビールと焼肉で大満足でした。

5月16日(火)

今日も快晴です。プリンスホテルの下で有名な洋菓子を買いに行くが、丁度工事中で、休みで残念でした。先生にお土産を買うついでに駅まで乗せてもらう。
 バス10:50旭川空港12:00に着く。12:50発で空路帰京した。
 今回、三浦先生と山スキーガイドのチャールズさんには、大変お世話になり本当にありがとうございました。とてもすばらしい楽しい北海道山行でした。

(栗原 記)