立山初滑り 山行報告

11月18日(金)

JR青梅線の拝島駅に23時集合。八王子ICから中央道で松本ICへ、更に国道で安房トンネルを越えて、神岡を過ぎたあたりの道の駅で仮眠。

11月19日(金) 曇り

室堂10:15――11:35雷鳥平野営場11:45……13:25大走り標高2,600m付近13:35――14:05野営場14:20……14:55雷鳥荘

6時頃起床し立山駅を目指す。7時過ぎに立山駅到着。駅構内は初滑り目当ての客であふれている。当初は8時の始発の室堂行きバスに乗る予定であったが、美女平〜室堂間の除雪のため出発が遅れていた。結局バスは9時前に出発し、室堂に10時頃着。

室堂ターミナルで準備をして大走りコース(地図参照)へ出発。ガスの中を、室堂山荘を目指し、そこから沢へ下る。やはり雪は浅く、早速「ガリッ」という嫌な音が。沢へ下りてからはシールを装着し、雷鳥平の野営場を経由して大走りコースを登る。

コース途中でベテランの2人組と一緒になる。お話をしたところ、ランドネとも親交が深い、雪舞のSKさんとEGさんであった。4名で軽めのラッセルでゆける所まで登る。結局大走りの2,600m付近で断念。お楽しみのはずの滑走は、雪は軽いが視界が悪くてあまり楽しくない。雷鳥荘へ上り返して終了。

夕食後に食堂で、立山カルデラ砂防博物館学芸課長の飯田肇先生による雪と雪崩のお話と、遭難救助システム「RECCO※」についての説明があった。

11月20日(日) 曇り一時晴れ

雷鳥荘8:10――8:15雷鳥平野営場8:25……11:05剣御前小舎 11:55――12:00剱沢(小舎下)12:05……12:40剣御前小舎12:50――12:55剱沢(小舎下)13:05……13:35剣御前小舎13:55――14:55雷鳥平野営場15:05……15:30雷鳥荘

当初はSKさん、EGさんとご一緒するつもりであったが、朝起きると夜中に部屋が寒かったせいか、風邪のようで体がだるく感じる。迷惑をかけるとまずいと思い、我々だけでいつでもすぐに引き返せるように別行動とすることに。

宿の前の斜面を下り、雷鳥沢を登り始める。ここは立山の人気コースで、すごい数の人が登っている。私は風邪気味、小久保さんは高度に強くないため、二人とも体調がいまいち。かなりノンビリ登って11時過ぎに剣御前小舎前に到着。視界が悪い。剱沢を滑るため、宿で相部屋のKBさんと共にツェルトで待機。

40分ほど待った後、少しだけ視界が良くなったので剱沢へ入る。雷鳥沢は人であふれていたのにもかかわらず、それまで視界が悪かったためか、剱沢はほとんどトラック無し。標高差100mほどであったが、気持ちよい浅めのパウダー!視界も更によくなったため、登り返してもう1本。

2本目が終了して御前小舎でシールを剥がしていると、どこかで聞いたことのある声が。中館さんであった。毎年この時期は女流写真家の皆さんで剱岳を狙いに来ているのだそうな。

雷鳥沢からの下りは、トラックを避けつつ下る。トラックが多いせいで、剱沢ほどの気持ちよさはないが、そこそこ楽しんで下る。雷鳥荘へ上り返して終了。

11月21日(月) 晴れ

雷鳥荘8:10――8:15雷鳥平野営場南8:25……8:55山崎カール標高2,600m付近9:10――9:30雷鳥平野営場南9:40……10:00雷鳥荘11:00……11:30室堂ターミナル

本日は二人とも体の調子はよいので、予定を変更してSKさんとEGさんに同行して山崎カール下部へ行くことに。雷鳥荘の真東の斜面を下り、シールをつけての登りは1時間弱。この辺りは遠くから見るとトラックは多いが、近くに来てみると、まだまだノートラックのルートがある。標高2,600mの巨大な岩の近くから滑走開始。流石、お二人華麗に滑るが、我々は下りるのが精一杯。でも雪は軽くて楽しかった。

最後は雷鳥荘に上り返し、荷物回収と休憩の後、シールでそのまま室堂ターミナルへ。11:50のバスで立山へ下って山行は終了。

 

(感想)

※:RECCO救助システムは20年程前スエーデンで開発され、反射電波で探査するもの。日本でも探査機器がアライ、ニセコ、白馬などスキー場に今年から導入されて、チームレスキューで使用される由。