2007年3月 赤面山 会山行報告

3月10日(土) 天候:晴れ

白河高原スキー場跡地-----赤面山-----白河高原スキー場跡地

前夜発、那須ICから10分ほどで池田さんの別荘に着く。まだ新しく、広い床暖房の効いたリビングでくつろいだ後、出していただいた布団に入りゆっくり休ませてもらった。
翌朝10日は晴れ。朝食後、モーニングコーヒーを頂き7:00過ぎ出発。8:30白河高原スキー場跡地着。手前にあるマウントジーンズスキー場もかなり雪が少なく閉鎖されたコースもあったので予想はしていたが・・・・・目の前のゲレンデ跡地は、枯草と土と残雪が見事なまだら模様を描いていた。板が新しい杉原さんには誠にお気の毒な風景である。しかし行ってみなければ分からないという事で、ザックに板をつけて歩き出す。10分〜15分歩くと雪が続いており、シールをつける。最初のリフト終点を過ぎ、9:30小休止。このあたりはもうゲレンデ全面の残雪だった。暖かいので霞んではいるが那須・白河方面が見渡せて気持ち良い。
9:50吹き溜まりのようになったゲレンデ斜面で、池田リーダーの指示でピット掘りをする。プローブでは1メートル程の雪の深さだった。シャベルでのコンプレッションテスト等、セーフティキャンプの復習も兼ね説明していただき、講習を受けてない私には興味深かった。
10:30発。上部リフト最終地点より美しいブナ林に入る。赤布や夏道の道標も見られる。南側に谷を見ながら広い尾根を登るが、おおむねなだらかな初級者向けのコースである。間もなく潅木の藪となり、岩が頭を出している山頂が見える。風が冷たいが眼前には那須連峰が重なり連なり、大パノラマである。このパノラマを見る事が出来ただけでも登って良かったと思う。山頂までシールで登り、11:20着。写真撮影と風景を楽しみ、安全な所までシール下降。シールをはずし風の無い所まで滑って昼食にした。12:00〜12:15

赤面山山頂にて

降りはやはり寡雪のせいで藪がうるさいが、ゲレンデに入ると一気に快適に滑り、中間部より下は枯草と笹の中の雪を拾ってクネクネと滑るのも面白かった。結構下まで滑る事が出来、板を外したのは道路の車までいくらもない所で12:35だった。
 天候が下り模様なのと午後の時間が空いたので、マウントジーンズスキー場でゴンドラのロングコースを一本滑る。翌日は夜来の雨で、ゲレンデスキーの予定を中止したのでこの一本は正解でした。  帰路、池田さん御用達の地元温泉の熱いお湯で温まり、帰宅組の潟見さん、杉原さんと別れる。残った宴会本番組は食材買い出しに大型スーパーへ。その夜のごちそうを皆でワイワイと作る楽しさは別荘ならではのものでしょう。
 赤面山も他にコース開拓の余地がありそうでした。池田さん、また計画をお願いします。別荘泊で!


GPSトラック図

(由布 記)