2010年1月 定山渓「福寿苑」ベース・スキー 山行報告

1月24日(日) 天候:雪

全国スキー協のチセヌプリへ参加したメンバーは、矢口さんを除いて午前中ニセコの北壁を滑りに行くが、視界不良のため断念。夕方、定山渓の福寿苑に入る。チセヌプリに参加した盛岡の須藤さんも、当初の札幌宿泊を変更して福寿苑に同行。小林さんは別個、札幌から到着。


1月25日(月) 天候:雪

激しい降雪と視界不良のため、札幌国際スキー場へ行くが山は諦めて、オフピステの林間を数本滑る。65才以上には1日2000円のGrand Senior Ticketがあるのが嬉しい。気温は高かったが、雪は膝下で粉雪、快適な滑りであった。夕方、三浦さんは富良野高校のスキー授業を行うため富良野へ帰る。


1月26日(火) 天候:雪

大荒れの天気予報。山は無理なので、キロロかルスツへ行く相談をした結果、ルスツへ出発。予報通り天気は悪く、中山峠付近では地吹雪により視界が非常に悪かった。ここで戻る話もあったが、一応ルスツまで行くことにした。が、ホワイトアウト状態で、3人で前両横を確認しながらソロソロ行ったが、着いたら強風のためリフト・ゴンドラはストップした。帰りはもっと大変で、途中、雪壁に突っ込んで救急車に運ばれるところを目撃した。昼前に宿に戻り、午後はのんびりとする。スキー協から参加している者にはいい休養日となった。北海道で慣れた人にしか運転できないコンディションであった。夜、富良野から三浦さんが明日のために悪天をついて戻る。


1月27日(水) 天候:雪

起きた時(7時前)、雪は降っていなかったが、朝食の間に降り出した。今日の天気も悪いこと、昨日の大雪で山には快適に滑られないくらいの大量の積雪があったことなどからキロロへ行った。昨日よりは風が弱く、大量の積雪で良いコンディションが期待されたが、ゲレンデは結構硬く、予想通りではなかった。強風により雪が吹飛ばされた結果である。スキー場の上1/3は雲の中にあり、ここでは強風が吹き荒れ、視界は50?100m程度であった。このため、すぐに長峰のリフトが止まる。午後から、三浦さんが見つけた朝里のオフピステを滑る。1本滑ったら強風のため朝里のゴンドラもストップした。リフトを乗り継いでもう1本滑る。この途中で三浦さんは富良野へ再び授業のため帰った。この日は暖かく、駐車場では雪が融けアラレであった。


1月28日(木) 天候:雪、曇り

朝起きたら非常に暖かく雪は降っていなかったが、出る頃には再び降り出した。今日が最終日なので帰りのことを考えて、もう一泊する矢口さん以外はルスツへ行った。ルスツでは雪は降っていなかったが、コースの上の方は雲の中でホワイトアウト状態であった。コースの間の林間を見通しが効かないので注意して滑る。昼食後、解散。それぞれの次の目的地へと向かった。  毎日雪が降り視界が悪く天候に恵まれず、当初、札幌国際スキー場から朝里岳と白井岳、キロロ・スキー場から余市岳へ行く予定だったが、ゲレンデのオフピステになった。個人的には機動力を生かした林間、新雪・深雪滑りの練習になり、大きな収穫であった。宿は、井上さんの顔で1泊2食5000円という破格な値段で、貸し切り状態であった。しかも、お座敷での夕食、お銚子付き、カラオケ付き、と至れり尽くせりであった。

(安仁屋 記)