2010年2月 西吾妻 山行報告

2月27日(土)

米沢スキー場仮眠所にて、前泊組と会い、終日ゲレンデ練習。



2月28日(日) 天候:天候/曇り時々晴

:9:45リフト降車地点(1853M)出発・・・10:55〜11:10藤十郎(1830M) ―11:40〜12:00弥兵衛平中腹(1790M)―13:00箕輪北西斜面ドロップポイント(1650M) ―13:45〜14:05不忘閣跡(1120M)―15:05大平公民館前(480M)到着

9時前にロープウェイ乗り場まで、宿のご主人に車で送ってもらう。山スキーヤー多し。ロープウェイとリフト2本(2100円)を乗り継ぎ、リフト降車地点(1853M)へ。9:45出発。
10:20中大澱(1963M)通過。トレースあり。ピークを通らず人形石までトラバースするのは避けた方が無難、らしい。見通しがよく吾妻の穏やかな山脈、遠くは飯豊の白い山々まで見えている。
10:55〜11:10藤十郎(1830M)気温も低く風が強い。シールをはずしてすぐ出発。
11:40〜12:00弥兵衛平中腹(1790M)にて昼ごはん。この辺りにくると風は収まった。人の来ない静かな場所である。が、のっぺり地形で、且つ樹林密集地域があるので、視界が悪いと彷徨いポイント?
12:25 ピーク1802m地点。石黒L曰く、この地点までは「シールをはずさない方がよかった」との事。今回は藤十朗ではずしたけれど、地形図よりもデコボコしている上高度差がないので滑るというより歩いてきた、という感じ。ようやく樹林斜面を「滑り」出し。固まっていた稜線の雪に比べると雪の状態はよく、思ったよりも滑りやすい。
12:40〜50(1670m)休憩。ここからトラバースで箕輪を西側からまいてドロップポイント(1650m)へ。
13:00箕輪北西谷斜面、滑り出し。木も密集しておらず、気持ちよく滑れる斜面。深雪だったらかなり快適な斜面だろう。快適斜面もつかの間、1393ピークを東から巻いて、13:30大平コースに合流。この辺りのダケカンバが綺麗だった。
13:45〜14:05不忘閣跡(1120m)にて休憩。ここからは、林道(車道)が延びる。
14:20〜40急斜面林道通過。脅されていた急斜面だったけど、今年は雪が少なく、林道沿いをそのまま降りてこられた。林道が埋もれる雪の量であれば確かに怖い、急斜面。
14:40〜50(640m)春先のような全層雪崩の脇を2度ほど通過した後、やれやれと休憩。少ない雪だったけれどほとんど歩かず滑り降り、15:05大平公民館前到着(480m)。タクシーにも早めに来てもらえ、16時には西屋の温泉につかっていた。

 米沢しゃぶしゃぶ&温泉山行という呼び名に惹かれ、前泊の鄙御前が食べられない事を悔しがり、ゲレンデ練習に明け暮れ、温泉でまったり。すっかり、山・・・?って感じになっていましたが、リーダーの的確なルートファインディングによりほとんど迷う事なく、快適に滑り降りられた今回の箕輪ルート。ほとんど登りはありませんが、稜線からの景色や樹林帯の滑りはなかなかです。今度はパウダーを狙いたいですね。

(加藤 記)