2010年10月 変更安達太良山(朝日岳縦走から変更) 山行報告

昨年からの課題であった大朝日縦走、三面コースから登り、最後は古寺鉱泉1泊で締めくくるという予定は、古寺鉱泉を予約しようとした際に、3連休の後は休みという事を知った時点で少しずれ始めた。そして、1週間前あたりから毎日天気予報をチェックしていたが、初日は完璧に雨の予報、そして2日目もスタートは雨のようだった。長いコースなので、前日に急遽変更して、朝日鉱泉に1泊して短い周遊コースにしようということになった。

10月9日(土) 天候:雨

急に変更して土曜朝発、藤澤車とレンタカーの2台で朝日鉱泉を目指す。藤澤車に2名、レンタカーのヴィッツに4名で東京を出発した。途中で合流も考えていたのだが、スタート早々渋滞にはまり、なかなか差が縮まらず、夕食までにそれぞれ朝日鉱泉を目指す事となった。1時間遅れをとっていたヴィッツが到着した頃はすでに日が暮れていたが、全員無事朝日岳の麓に到着した。食事付き、お風呂付き、部屋の中はカメムシのピークシーズンだったが、落ち着いた雰囲気の宿でゆっくりした。


10月10日(日)

朝食後に出発しようとしたのだが、メンバー1人の調子がよくないため10時まで回復するか様子をみることにして、宿でのんびりする。
10時に山には入らないことを決定し、代案を探す。そこでまずは昨年と同じ大井沢温泉に入り、昨年感激した大原民宿の「きのこそば」を食べに行った。

その後晩はどこに泊まるか協議し、いくつか秘湯の温泉に電話をしてみたが、さすがに3日連休のためどこも満室だった中、岳温泉、岳の湯に一部屋空きがあったので移動することにした。この日は温泉と宴会三昧の1日となった。


10月11日(月) 天候:曇りのち晴れ

08:10山頂駅---09:10山頂着 9:40山頂発---11:00くろがね山荘分岐---11:45ゴンドラ乗り場

ゴンドラを使って軽く安達太良山に登ることになった。下界は晴れているのだが、山頂近辺は雲の中だった。紅葉が非常にきれいであったが、とにかく人が多い。まるでディズニーランドに来たのかと思うほどである。山頂前の短い鎖には長い行列ができていた。アクセスしやすい山だからか、今流行の山ガール風の姿も多く見られた中、ラ・ランドネ チーム代表の木村(ゆ)さんの素敵な山スカートデビューとなった。昼前には下山する短い散策だったが、紅葉を見ながら少しは山に行ったという感じだった。

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ゴンドラ乗り場の横にある「あだたら高原富士急ホテル」でお風呂に入り、その後吾妻小屋を見たり冬の下見も兼ねて磐梯吾妻スカイラインを通って帰る事になった。浄土平の少し土湯側でヴィツ側溝落ち事故が発生した。タイヤ2つとも深い溝に落ちてしまい、自分達ではどうすることもできなかったので、藤澤さんにJAFを呼んでもらう。
大西家が車脇で待っている間、他の4人は吾妻小富士に行って来た。ガスも晴れすばらしい景色のようだった。帰りは4人と別れ、JAF さんと福島経由で帰路についた。警察、JAF、ディーラーと福島の人達のとても親切な対応に接し、「ヴォルフ、福島に移り住んでもいい」発言が出るほどだった。ハプニング続きの旅でしたが、誰にも怪我もなく元気に帰宅できたのはなによりでした。

(大西 記)