2011年1月 全国スキー協:ニセコ湯本温泉「雪秩父」ベース チセヌプリ、シャクナゲ岳、目国内岳 山行報告

1月21日(金) シャクナゲ岳往復

リフト終点出発09:10、頂上10:58-1109、リフト乗り場12:10

参加者:安仁屋、直井、田原、森、濱崎、井上、小川
 曇空で、途中から視界不良となった。ルートはほぼ夏道通りであるがスキー場終点からまもなくの800m付近の雪庇2ヵ所を左側から迂回した。頂上直下は一般に右に巻くが森さんが強風を避けて雪の付いた左に巻くルートを選択して楽に頂上に至ることができた。
頂上からは素晴らしい雪質であったが頂上付近はホワイトアウト状態で酔っぱらい滑降となった。少し下ると樹木なども見えて快適な滑降となった。スキー場の上部に出てスキー場のオフピステを滑って雪秩父へ戻った。昼食後はスキー場の樹林帯を滑った。


シャクナゲ岳頂上


1月22日(土) 目国内岳の素晴らしい深雪を楽しむ

新見温泉(500m)発09:50、滑降地点(860m)11:15-11:40、登り返し地点(580m) 11:52-12:00、滑降地点(860m)12:48-13:05、新見温泉(500m) 13:41

参加者:三浦、安仁屋、直井、田原、森、濱崎、井上
 一昨年と同じく前目国内岳方向に向かわずダイレクトに目国内岳に向かうルートを登る。好天のもと快適に登って800m付近で目国内岳に向かうルートから分かれて860m台地へ登って、滑降する。樹林帯の深雪を各自思い思いにルートをとって580m付近(沢への降り口付近)まで滑る。素晴らしい雪であり、我々のラッセルしたトレースがあるので滑降地点まで登り返して、再度、素晴らしい深雪を楽しんだ。


目国内 滑走地点


目国内 登り返し付近


1月23日(日) チセヌプリを往復

リフト終点発09:10、頂上10:15-25、道道Rt.66 11:00、雪秩父着11:20

参加者:三浦、安仁屋、直井、田原、森、濱崎、井上、田畑、小川
 朝一番のリフトに乗って頂上を目指した。一般にガリガリとなってスキーアイゼンが必要となることの多い頂上直下も雪がたっぷり付いており楽に頂上に至った。頂上では降雪で残念ながら展望は楽しめなかった。頂上からの滑降は登ってくる大勢の山スキーヤーを前にまっさらの素晴らしい斜面を快適に滑ることができた。下部ではリフト終点に向かわず樹林帯の深雪を滑って閉鎖中の道道Rt.66 に出てから「雪秩父」の裏に滑り込んだ。


チセヌプリ頂上

その他: 交通不便なチセヌプリスキー場にも外国人が増えている。ほとんどはニセコからの日帰りである。雪秩父の露天風呂で一緒になったフィンランドの若者2人はレンタカーを借りて北海道を3週間の山スキーツアー中であった。チセヌプリはニセコで知ったそうだが、外国人仲間でもシークレットポイントとなっているようだ。
 なお、雪秩父には男性5ヵ所、女性6ヵ所の露天風呂があるが、女性用にのみ泥風呂があり美容に良いとの評判である。そのためか大型バスで大勢の韓国の若い女性が日帰り入浴に来ていた。

(井上 記)