2012年2月 前武尊山 山行報告

2月24日(金)

 前夜8時過ぎ、角田車、合田車に別れて出発。11時過ぎ宿舎着。温泉入浴後、1時半まで酒を酌みながら談笑、就寝。


2月25日(土) 天候:雪のち曇

宿舎発9:00ーオグナほたかスキー場10:00ーリフト終点・登高開始11:00…11:50前武尊山頂・滑走開始12:10〜12::25荒砥沢1760m・登り返し開始12:50…14:05前武尊山・十二沢滑走開始14:25〜14:40スキー場レフトハウス15:00〜駐車場16:00


宿舎出発時点で明日の東京マラソンに出場する角田さんと別れる。マラソンに備えて山スキーを自重し、川場スキー場で検定の基礎練習に専念するという。
我ら4人は合田車でオグナほたかスキー場へ。リフト乗り継いで終点へ。10時、合田さん先頭,成ヶ澤リーダーしんがりで登高開始。気温が高く、登るにつれて大汗を掻くので、フリースを脱ぐ。ゴーグルも眼鏡も曇って見えないので、ゴーグルも外す。50分で2040mの山頂登頂。小休止して滑走準備。12:10稜線鞍部の荒砥沢口から標高差約300mの滑走開始。何日か前に雨が降ったのか晴天が続いたのか、雪嵩25糎ほどの新雪の下がガリガリの硬い箇所もあり、時にスキーを取られバランスを失う。概ね新雪は良質で、スキーが滑らかに走る。シュプールのない真っ新な斜面を滑れるのは、実に爽快だ。皆気持ちよさそうに滑走して満足の様子。あっという間に1700m手前の沢近くまで滑り降りてしまった。
25分ほど休憩昼食の後、登り返す。やはり合田さん先頭でラッセル頑張っていると、後から来た屈強な二人組がラッセルをしてくれた。稜線に出ると、激しい突風で恐怖を覚えたが、慎重に渡り切って、2時過ぎに山頂着。
小休止後、十二沢の滑走開始。上積みの雪の下にガリガリの硬いバーンもあるが、荒砥沢に劣らず、雪質良くスキーが快適に走る。これには全員望外の喜びで、心地よく快走する。14:40ゲレンデのレストハウス着。小休止後、一本滑って駐車場へ。
帰途、成ヶ澤さんが下駄を欲しいというので、川場村の道の駅まで足を伸ばす。八棟もある広大な施設だが、下駄の販売は既に止めていた。6時近く宿に帰着。入浴後、食堂でビール、ワインで盛り上がり、食後再び部屋で酒を酌み談笑。10時過ぎに就寝。



2月26日(日) 天候:小雪のち曇

宿舎8:40ースキー場9:30ーリフト終点・登高開始10:25…11:05前武尊山頂・十二沢滑走開始11:25〜11:40ゲレンデレストハウス〜12:05駐車場ー12:45宿舎・出発13:45


日曜で渋滞混雑が予想されるので、正午に切り上げることにして、迅速に行動開始。合田さん先頭で頑張り、40分で山頂着。昨日より10分早い。小休止後、即、十二沢の滑走を開始する。滑り出して間もなく、ザザーとスキーがずれてバランスを失う。昨日の夕より雪が降らなかったので、上積みの雪が薄く、下がカリカリのアイスバーン状の箇所が多く、スキーが思うようには回転しない。皆それぞれ少々心残りな思いでゲレンデ着。
トイレ休憩後、最後の1本を駐車場まで一気に滑る。山スキーは特に直近の天候と雪質次第ということを痛感した。予定通り正午に切り上げることが出来たのを良しとして車に乗る。  宿舎で荷物整理、入浴後、13:45宿を出発。川場村の道の駅の蕎麦処で蕎麦を食べ、帰途に着く。途中多少の渋滞はあったが、合田さんの適切な運転で夕刻に帰り着いた。
前武尊ツアーは宿舎が安いのに良質で、距離も近く、登高が長くはないので、70歳過ぎの私などには貴重で格好な山域だ。3年連続で参加させて頂いたが、今回一番実りがあった。参加者の皆さん、色々とアドバイスを頂き、助けて頂いて有り難うございました。
(関 記)


前武尊山頂