2013年1月 レベルアップ講習会 山行報告

1月12日(土)-13日(日) 野沢温泉スキー場天候:

 ゲレンデの急斜面・不整地を中心に滑降練習を繰り返す。中川さんの内倒・後傾を修正すべく、木村さんが特訓を行うがほとんど成果はなかったようだ。木村さん、藤澤さん、石黒が動画をたっぷり撮影し、宿に戻ってから各自の滑りを確認した。木村さんのヘルメットカメラの映像は現地では見ることができなかったものの、帰宅してから見せてもらったところ後方からの自分の滑りは興味深かった。2日間ともに天候に恵まれ楽しい講習となった。
 潟見さんは用事があるとのことで13日に帰宅した


1月14日(月) 鍋倉山

温井集落560m(8:15)→尾根取り付き点740m(9:20)→山頂1288m(11:00〜11:45)→温井集落(12:30)

太平洋側では低気圧が急速に発達して大荒れの予報だが、北信州では降水確率は高いものの風も弱く低気圧の影響は少ない予報。登るかどうかは現地で判断することにして、宿の朝食をキャンセルし温井集落へ。山スキーメーリングリストによると、土曜日には車が30台ほどで賑わったようだが、今日は我々の他は1グループだけ。
予報通り風が弱く視界も良好なので参加者に確認の上、予定通り登ることにする。湿度が高く蒸し暑い。尾根上の急登でときどき湿雪ラッセルはあったが、先頭を交代しながら順調に高度を稼ぎ、あっさり山頂に到着。後続グループもすぐ後に到着した。さすがに山頂は気温が低くてコンプレッションテストや滑る準備をしている間に身体が冷える。
後続グループは尾根を戻るようだが我々はいつもの谷方向に滑る。下部の湿雪からは想像できない快適なパウダー。あっという間に3ピッチほど滑るとあとはトラバースで戻るのみ。いつもは登り返すところだが今日はこのまま戻ることにする。雪が重いので林道のショートカットを避け、延々と林道を下る。スキーが滑らないので疲れた。ショートコースではあったがシーズン初めにゲレンデ外を滑ることができて良かったこととしよう。
 
(追記)
 現地では爆弾低気圧の影響はなかったが、大雪の影響で帰路の高速は軒並み通行止めで、一般道は大渋滞。現地を16:00頃出発し、東京に戻ったのは翌朝4:00前後とほぼ12時間かかった。