2016年5月 鳥海山 山行報告

5月1日(日)

小見山車で練馬を20時に出発。　関越道・日本海東北道経由で朝日まほろばICで降りて、国道7号線を北上。翌２日　２時頃、遊佐町道の駅「鳥海」に到着し、テントで仮眠。


5月2日(月) 湯ノ台コース(宮様コース入口から伏拝岳を目指す) 天候：曇り

宮様コース入口7・55…標高1030地点9・00〜10…滝の小屋(標高1260地点)9・50〜10・00…川原宿(標高1500)10・30…1740地点11・40〜50…伏拝峠12・50〜13・05引き返す…登山口14・45

どんより曇った中、初めは林道沿いに、あとは林間を登る。
出会った人は少なかった。伏拝峠直下の滑りは快適であった。


5月3日(火) 大平コース(ブルーラインの吹浦・鉾立中間取付き点から文殊岳直下へ) 天候：晴れ

大平登山口8・40…１４５０地点9・30〜35…1885地点12・15〜30(仙台組２人と別れ、滑って引き返す)…1540地点12・50〜13・25(昼食)…鳥海湖火口壁(1600地点)までシールを付けて登り返す13・35…シールを外して滑る14・05〜35…登山口15・10

天気は、前半は良かったが、風が強かった。風の割に気温はそれほど冷たくなく、登るのに丁度よいぐらいであった。
1885地点で文殊岳を目指す仙台組２人と別れて、引き返す。
下りは訓練のため豊原、埴原の２人、トップをやらせてもらう。
後半は曇りがちであったが快適な山行であった。


5月4日(水) 観光(十六羅漢岩見学、にかほ市象潟町道の駅「象潟」) 天候：雨

登山口迄見に行くも、雨がやまないので観光に切り替える。
十六羅漢岩駐車場の夕日ラーメンを食べたあと、海岸沿いの十六羅漢岩を見学する。
道の駅「象潟」に行き、買い物をして帰る。


5月5日(木) 観光(法体の滝見学) 天候：ガスと強風

大平荘7・45…祓川口9・15〜10・10−猿倉口10・20〜30…法体の滝見学10・45〜11・30＝鳥海荘12・00

ガスの中を鉾立経由で祓川口へ移動。
ガスと強風で入山せず、祓川ヒュッテでコーヒータイム。法体の滝を見学後、鳥海荘へ向かう。
チェックインが3時ゆえ、食堂にて昼食の稲庭うどんを食べて、入浴後に入室しくつろぐ。


5月6日(金) 猿倉口から標高1200ｍまで 天候：晴れのち薄曇り

鳥海荘7・50…猿倉口8・05〜20−標高1100ｍ：9・10〜20…標高1200ｍ：9・45〜10・05…猿倉口(下山)10・35〜55＝「フォレスタ鳥海」(一浴)11・10〜12・00＝そば処「ももや」・「菜らんど」12・30〜13・30＝東根ICから山形道・東北道＝練馬20・00

目が覚めると昨日とは打って変わって風が止んで快晴で、窓越し正面に鳥海山がくっきりと見えて、気分も豊かに朝食も美味しくいただいた。新緑のまぶしい中、猿倉口へ向かう。
支度も整い、「ここは標高1000ｍ、1200ｍ位まで登って下山しましょう」との木村リーダーの言葉で出発した。3日前と同様に雲ひとつない好条件で、山頂へと気が駆られるが、帰京に6時間余かかることを考えると無理だな。
ルートの標識ポールが立つ標高1100ｍにて、一本立てる。リーダーの「正面に見える壁に向かい、そこから滑って仕舞いましょう！」に促され、再び歩き出す。
標識ポールを追って、途中壁の左手から回り込んで藪をぬって壁の上に下り立つ。
あとは、めいめいが最後の滑りを楽しんで、駐車地に戻った。

「フォレスタ鳥海」で一浴後、国道108号線のそば処「ももや」で艶やかなのどごしと腰のあるかみごたえの「百宅そば」を味わい、隣接する「菜らんど」で山菜を仕込んだあと、帰路についた。

新人二人のハイクアップ能力と、天候に左右された5日間でしたが、木村リーダーや小見山さん、室岡さんのおかげで、念願の鳥海山を滑ることができて感謝しています。

(埴原・豊原 記)