<2001年12月号>
ラ・ランドネでのインターネット活用を願って
=メーリングリスト編=    木村 彰

インターネットや電子メールについての概説は省略し、メーリングリスト(ML)についてご説明します。
100人とでもメールを簡単にやりとりできるML
 電子メールは、基本的に電話や郵便、ファクシミリと同じ「1 対 1」の情報交換手段です。その電子メールを活用して、あるグループのメンバー同士が「多 対 多」の情報交換をするのがMLです。
 では、MLのどのような点が便利なのでしょう。
 電子メールも、宛先にアドレスをたくさん書いておけば、一度に同じメールを多数の人に送れます。これを、同報メールといいます。「皆が、皆のメールアドレスを持っていれば、MLを使う必要はない」のも確かです。メールソフトにはグループ送付機能の付いているものもあり、そのメールソフトの住所録からあるグループを送付先に選べば、そのグループの<あらかじめ登録してある>人にメールを一度に送ることができます。
 そうです。10人位なら、10人のメンバーが各自、自分のメールソフトの住所録を管理して、同報メールを送れば、皆が、同じメールを常に読むことができます。ですが、メンバーが増えて100人くらいになったらどうしますか? また、メンバーが減ったり、ある人はメールアドレスを変更したりしたら....この管理を100人全員が常に行わなければ、情報の交換がきちんとできません。
一つのアドレスに送れば、皆に同じメールが
 この管理や同報メール機能を簡単に使えるようにしたのが、MLです。100人の電子メールアドレスの管理を管理者一人が行います。宛先には、100人それぞれのメールアドレスを書かなくても「1つのメールアドレス」宛てに送れば済む、という機能です。仕組みの中心は、そのMLを可能にするサービスです。無料のものと有料のものがあります。
 発信されたメールは、自動的にメンバー宛てに同報で送られます。受け取ったメールにコメントを付けるのも、メールソフトの「返信」を使って送ることができます。
 利点は、メンバーがいつも一つの同じアドレスにメールを送れば、皆に同じメールを送ることが簡単にできることです。欠点は、管理者に負担がかかることです。しかも、MLサーバーが故障したらおしまい! まったく機能しません! 誰にもメールが行きません!
ラ・ランドネのMLには27人が参加
 現在、ランドネではinfoseekというサービス会社の無料MLサービスを利用しています。無料の欠点は、登録したメンバーに広告・宣伝メールが送られてくることです。そして、サービスがいつ停止するかわからず、停止しても苦情を言えません。
 それはともかく、このサービスを利用して、(1)ランドネ会員・会友と関係者を対象のML、(2)ランドネのホームページ運営メンバーを対象のML、の2つを運用しています。(1)のメンバーは27人。全員が会員か会友です。(2)は8人です。(1)は2000年2月頃に運営を始め、現在までに1310通のメールが飛び交ってきました。発言する人は10人前後に固定してしまっていて、もっと皆が自由に発言されるとよいのですが、いわゆる「ROM(Read Only Member=だんまり)」が大半です。
現在は、非公式の意見・情報交換の場
 MLの話題は、会山行のあり方や保険について、個人山行のお誘い・打ち合わせ、会山行の打ち合わせ会山行・個人山行の報告、山スキー用具についての意見交換、会報・例会などのお知らせ(速報)、インターネット活用(参考になるホームページの紹介、山行写真、イントラネッツ=後日、説明します、会員個人のホームページの紹介と感想....)が主です。
 このMLは現在、会の公式活動ではありません。まだ加入していない方、電子メールそのものが使える環境にない方がいるからです。したがって、このメーリングリストの中で何かを決定することはありません。非公式の意見・情報交換の場ですが、山行や会報等の打ち合わせに役立っています。
 現在、MLメンバーの資格を決めてはいません。が、登録制で、不特定多数の人が発言するようにはなっていません。一応、「ランドネ会員・会友とそれに関係する人」だけを対象にしています。管理者は、私、木村彰が担当しています。参加希望の方は xxxxxxx-owner@xxxx.infoseek.co.jp 宛てに、参加希望のメールを送ってください。私が、登録作業をします。
ウィルス対策をしっかりと
 現在、私が一番苦慮しているのは、コンピュータウィルスの問題です。MLによって、一度に多くの人にウィルスが簡単に送られてしまいます。一人でも感染し、それがMLを通じてばら撒かれてしまうと、大変なことになります。ですから、メンバー全員が、ウィルス対策を確実にする必要があります。
 メンバーの多くが、マイクロソフトのOutlook Expressをメールソフトに使っています。このメールソフトをターゲットにしたウィルスはとても多いのが現状です。メンバーの方はぜひ、ウィルス対策をしっかりしてくださるよう願っています。
会の正式な活動の一つになることを願って
 インターネットを使っても、山スキーができるわけではありません。が、道具として、今まで苦労して収集していた情報が簡単に手に入るようになっています。地形図の入手や、現地情報の調査も、インターネットで簡単にできるようになっています。例えば、「GPS」と「カシミール」(パソコンソフト)、「山旅倶楽部」(有料の地図情報サービス)」の連携によって、山スキーの地図を山行前後にとても簡単に作成できます。山行の打ち合わせなども、MLによってずいぶん容易になっているようです。また、山行時の写真もインターネット上で見られるようにもなっています。
 MLは、インターネット活用法の一つです。他の利用方法と関連させて、「ラ・ランドネ」が会として持つことができる情報を増やし、それをホームページから発信していくことと、MLが会の正式活動の一つになる環境が早く整うことを願っています。