2022年 2月 夏油高原スキー場 横岳、兎森山

夏油高原スキー場 横岳、兎森山

概要

日程:2022年 2月18日(金)~20日(日)

2月18日(金)

天候:快晴のち曇りから吹雪

[午前]
北上駅ホテル7:30=夏油高原スキー場8:45=第一ゴンドラトップ9:20・・・横岳P1054m10:00-横岳南面900mまで滑走・・・第一ゴンドラトップ11:45
参加者:室岡、阿部 みずなら山の会→木津(英)、木津(ひ)、賀川、阿部(ひ)
[午後]
第一ゴンドラトップ12:15・・・兎森山P1053m12:50-兎森山東面870m・・・子兎森山P922m13:45-
東面800m・・・登り返して高原スキー場コース15:15-スキーセンター15:45
参加者:安尾(CL)、室岡、常本、阿部(SL 記録)、みずなら山の会→木津(英)

 17日はゲレンデで足慣らし。18日新幹線北上駅東口7時40分発の無料送迎バスに乗り込む。昨日より天気が良く快晴である。センターハウスへ行くと既に室岡さんが到着していた。
 当初兎森山に向かう尾根の西面滑走を考えていたが、あまりにも低木が密であることを前日に連絡しており、西面をあきらめ、眺望が望める横岳へ向かうことにする。妻の山の会とジョイント山行となるが、今季夏油高原スキー場で働いている、みずならの女性も急遽ご一緒することになった。初めての地域であり、有益な山行ルートや山域情報をいただいた。殆ど水平移動で横岳登頂。尾根伝いに鷲ケ森山が見える。雪庇を注意しながら移動し、東面と西面を滑走するガイドツアーは行うようで、東面はオープンバーンが望めた。横岳トップから、安尾さんのガイドツアーのログを参考に南東面にオープンバーンを滑る。あまり雪質が良くないので、林間に滑り込んでから南面を滑走する。所どころ雪質が変わるが、快適に滑れた。ブナの巨木が混じる静寂なC900mで休憩。我々以外に入山者はなさそうである。賀川さんによると、ツリーランコースが充実しており殆どの方はシール無しでツリーランコースか、少し外してもコースに戻れるルートを選び滑走しているとのこと。逆を言えば、シールを持っていれば滑れる面を見つければノートラック状態とのことである。
 昼に安尾さん、常本さんと合流し兎森山へ向かった。平日は、動いていない第二ゴンドラを過ぎたあたりから、取り付き尾根通しでピークを目指す。尾根には大きな雪庇が張り出している。
 雪庇の下側はスキーコースの連絡コースになっており、少々緊張しながらの通過となる。シールを外し、北東面を快適に200m滑走。トラバースして子兎森山へ向かい、ここから東面を滑走し登り返す。尾根に近づくほど雪質が良く、翌日の滑走候補としてゲレンデにでる。ここで天候が急変、シールを剥がしている間にコースも分からなくなるほどの吹雪状態となる。雪酔い状態でコース最下部までたどり着き、コース外を表す赤いポールに沿って漸くスキーセンターにたどり着いた。夏油の‘’豪‘’を味わい終了となった。
(阿部 記)

2月19日(土)

天候:晴れ時々曇り

北上駅ホテル7:30=夏油高原スキー場8:45=第一ゴンドラトップ9:20…横岳P(1099m)9:50-横岳南面(880m)10:10…第一ゴンドラトップ付近11:20…兎森山南部稜線11:50-兎森山西面(850m)12:10…兎森山西面(1000m)12:55-兎森山西面(850m)13:10…兎森山西面(1000m)-兎森山西面13:25…兎森山西面(1000m)14:50-兎森山西面(850m)15:10…兎森山北面(1020m)16:00-スキー場ボトム16:20
参加者:安尾(CL)、阿部(SL)、室岡、 常本(記録)、みずなら山の会→木津(英)

 この日は比較的天気がよく、視界もよさそう。第一ゴンドラでスキー場TOPに行き、横岳へ。そして南面を滑る。雪質は昨日の兎森滑走よりは良くなく、やや硬いところもあった。880m位まで落としてから第一ゴンドラTOPの方向へ登り返す。
 スキー場TOPの尾根線を行き第2ゴンドラ終点手前で兎森山南西面を視察してみる。上部から見た感じでは、雪質も斜面状況、木の間隔いずれも良さそうと判断する。そして兎森山西面の下部に向かって滑る。予想通り快適な斜面で850m位まで落とした後、兎森山山頂方向へ登り返す。そして山頂西面の斜面を滑り、先に滑り終えた地点付近まで。さらに山頂へ登り返し滑りコースをやや北向きに移すも山頂西面を再び滑る。結局、3回も登り返して良質パウダーを満喫することになった。
 時間を忘れて楽しんでいたが、3本目を滑り終わって15時過ぎ。帰りのスキー場発バスは16時45分なので時間に余裕はない。急いで兎森山山頂方向に登り返し、山頂直下をトラバースしゲレンデ上部に辿り着く。もう16時を回っていたが後はスキー場ボトムまで下るのみ。16時半前に着き急いで支度をして帰路のバスへ乗り込む。
 天気と雪質に恵まれ最高のパウダーを楽しめた1日だったが、4度の登り返しと時間に余裕がなかったことで、気力と体力を結構使ったツアーになった。          (常本 記)

2月20日(日)

天候:曇り(スキー場上部は部分的にガスで視界悪し)

北上駅ホテル7:30=夏油高原スキー場8:45=第二ゴンドラトップ10:10-スキー場コース(C4) 900m地点から場外へ10:20-「子兎森山」東面830m地点10:40・・・「子兎森山」山頂922m11:15-「子兎森山」東面830m平地11:25・・・スキー場C4コースの850m地点に戻る12:00-スキーセンター12:20
参加者: 安尾(CL 記録)、常本、阿部(SL)、みずなら山の会→木津(英)

 この日のスキー場の天気予報は雪のち曇りであったが、宿のある北上駅近くでは朝起きると雨が降ったような形跡が見られ、少し気が重かった。スキー場に着いてから見たゲレンデトップはガスに覆われており、前日までコース取りをリードしてもらった室岡さんが抜けたこともあり、この日のランドネとしての山行は無理せず、スキー場に戻りやすいところで出来るだけ条件の良い斜面(雪質良、疎林、凹凸小、そして出来れば標高差大)を見つけつつ、滑ることにした。
 最初は、第1ゴンドラ経由で、スキー場南のサイドカントリーコース(通称A0コース)に行ってみたが、斜面はあまり良くなかった。
その後、第2ゴンドラを経由して、前々日に訪れて状況が分かっており、スキー場にも戻りやすい、「子兎森山」と呼ばれる小さいピークの東面を目指した。一本目は前々日に滑った所に近い斜面を滑ったが、雪の柔らかさが幾分バラツイていた。二本目は一旦「子兎森山」山頂に登ったのち、より北側にあるノートラックの大きなブナの疎林を滑った。一本目よりは雪質は幾分良い気がしたが、固めのところも少しはあって、私は自分の技量を考慮して慎重に滑降した。この日は午前までの予定なので、休憩した後に登り返して正午頃にC4ゲレンデに戻り、スキー場ボトムまで滑降。その後、私と常本さんのみ、再度ゴンドラでスキー場トップまで行って、この日初めて見せた太陽のもと、最後のクルージングを楽しんだ。
 今回の山行は、山スキーのガイドブックやネットにほとんど紹介されてない山域の良い斜面の「新規開拓」という観点から楽しかった。今後、標高の低い夏油で山行を行う場合、雪質の観点から1月後半頃が良いように感じた。雪の量についてはその時期の山行でも問題ないと思われる。
(安尾 記)