2018年 2月 八甲田 個人山行

八甲田

概要

日程:2018年 2月 5日(月)~ 2月 9日(金)
参加者:井上、田原、猪俣、後藤、小見山、安仁屋、佐藤(記録)、濱崎、小川、大津

2月 5日(月) 天候:曇り

 酸ヶ湯に、前泊組と朝の宿従業員バス組が合流し全員集合。ところが、いきなりロープウェイが運休。協議の結果、ツァーはキャンセル。午前は有志が宿裏の湯坂を二本。午後は有志がスキー場で練習。残りの多数組は初日早々ゆっくりと湯治を楽しんだ。夜も楽しい懇談会。

2月 6日(火) 箒場岱ルート 天候:曇り上部はガス、強風

酸ヶ湯(890m)9:00…大岳(1500m)12:20~12:30-バス道路(610m)14:10

 本日もロープウェイは運休。ガイドのトクさんは状況が許せば箒場岱へ行くとのこと。荒天の中行けるのかとの懸念もあったが、急きょ弁当を用意し出発。シールを付け、酸ヶ湯の脇から登行を開始する。前日からの積雪はわずかでクラスト気味だが、下部の樹林帯は風も無くおだやか。ゆっくりと気持ち良く登って行く。青空が広がり始め、大岳が樹氷をまとい顔を出し期待が高まる。しかし、登るにしたがい風が強くなり、ガスも濃さを増す。モンスターが立林する中登行を続け大岳山頂の北面1500m地点に到着、シールを外す。滑走を開始するが斜面は強風でパックされ視界はホワイトアウト状態。安全運転で高度を下げる。1140m付近で樹林の陰に入り風をよけ昼食をとる。 ここからは雪質も良くなり、バスの待つ道路へ出た。

2月 7日(水) 午前:八甲田温泉ルート 午後:銅像ルート 天候:曇のち晴れ間

 ようやくロープウェイが運航。八甲田温泉に向かう。シールを外しドロップ。二日分のノートラック極上パウダー。階段登行で小コルを越え、一枚の大斜面。パウダー!!。午後は銅像ルート。少し出遅れ、前に二グループ。おいしい所が無くなる…、ここでトクさん右へトラバース。林間はパウダー!パウダー!。満足の一日でした。

2月 8日(木) 午前:銅像ルート 午後:モッコ沢ルート 天候:曇り

 今日は隊長、ゆっくりと前嶽頂上へ向かう。前に数グループ、おいしい所が無くなる…。が、隊長のために一番の斜面が残されていた。ロングの滑走と撮影会、隊長は昼休みに早速ヤマップにアップしていた。午後は、モッコ沢二本。

2月 9日(金) 八甲田温泉ルート 天候:曇り

 高気圧予報で青空バックのモンスターを期待したが、現実は強風にホワイトアウト。みごとなモンスターもガスがバックでは冴えません。滑走も楽しめる雪ではなく昼で切り上げ、ゆっくり温泉を堪能し帰路についた。

(佐藤 記)