2020年 1月 森吉山

森吉山 会山行

概要

日程:2020年 1月25日(土)~28日(火)
参加者:安尾(リーダー)、猪俣(記録)、阿部(計画書)、藤澤(記録)、福原(写真)、常本(会計)

1月25日(土) アプローチ

東京駅7:36=大宮駅8:02=角館駅10:39~11:05=阿仁合駅12:15=宿12:50~13:20=阿仁スキー場13:30~15:50=宿16:00

 昨年の八甲田に続き「大人の休日倶楽部パス」の安さに味をしめ、新幹線と秋田内陸縦貫鉄道を乗り継ぎ、森吉山で滑る。安尾さんが以前お世話になったガイドの福士さんに案内してもらうことにした。

 こまち3号にそれぞれ東京駅や大宮駅から乗車。新幹線の車内で合流。角館で下車。帰りの新幹線の指定席を購入し、秋田内陸縦貫鉄道の急行に乗り込む。1両のみの車両。台湾からの団体もいて車内はほぼ満席。女性アンバサダーの観光案内を聞きながら阿仁合駅に到着。宿の車が迎えに来ていた。途中、地元のスーパーで地酒を入手し宿に到着。

1月25日(土):阿仁スキー場

天候:小雪

 チェックインと着替えをして、この日はスキー場の偵察。宿の車でスキー場に送ってもらう。スキー場のレストランで昼食をとり、ゴンドラで山頂駅へ。スキー場の掲示では山頂の気温-10℃。日もあまり当たっておらず風もあるので、結構寒い。
 上部のゲレンデを数本滑る。昨日20cmほどの降雪があり、ゲレンデ中央部はほとんど荒らされていたが、新雪が残っている端の樹林帯を選んで2本ほど滑る。緩く長い下山コースを滑り降り、初日を終える。
 宿に戻り、入浴後、宴会。今日は私の○○回目の誕生日。シャンパンとケーキで祝っていただく。みなさんありがとうございました。買い込んだ地酒「高清水」「飛良泉」などをいただく。

1月26日(日):阿仁スキー場-森吉山山頂-旧森吉スキー場

天候:曇り時々晴れ

宿8:30=阿仁スキー場 8:45~9:05=阿仁ゴンドラ山頂駅9:25~9:35…1308PK10:08~10:18-連瀬沢右俣1210m付近10:22~10:35…森吉山山頂11:30~11:45-連瀬沢右俣1150m付近12:00~12:35…一ノ腰南側コル12:52~12:58…一ノ腰北西1200m付近13:25~13:38-1090m付近13:40~13:50…1150m付近14:05~14:20-旧スキー場P14:35~14:50-テレマーク山荘15:00~15:35=宿16:35

 朝食後、宿の車でスキー場へ。運転手がガイドの福士さんを見つけ、この方だと教えてくれた。レストハウスで簡単な打ち合わせ。福士さんは私と同世代。対応も丁寧で感じのいい方だ。シールを貼ってゴンドラに乗り込む。
 スキー場のtwitterが毎日更新されていて、この日7:41の情報では、ゴンドラ山頂駅は「天候は曇り、-11℃、風速6m、視界良好。昨日からの積雪は3cmくらい。」
 ゲレンデの脇を上る。樹氷平を抜け登山道の入口に温度計があり気温は-5.5℃。樹氷の間を通り1308PKに到着。ここでシールを外し、まず一本。森吉山山頂は雲がかかっているがほぼ晴れ渡った青空の下、沢に滑り込む。ノートラックのオープンバーンを皆、気持ちよく滑る。
 シールを着けて登り返し。右に避難小屋を見ながら森吉山の山頂を目指す。今年は暖冬でまだあまり育っていないという樹氷原を抜けて進む。やがて雲も取れ、山頂につく頃には青空に。山頂から少し戻った所でシールを外す。
 ここから一ノ腰方面へ滑る。傾斜は緩いがいい雪質のノートラックバーン。その後樹林帯をぬってしばらく滑る。標高1180m付近で沢の渡渉点を確認し、スノーブリッジを渡る。渡った所で昼食を兼ねて大休憩。シールを着けて一ノ腰方面に向けて上る。コルまで20分足らず。一ノ腰は上らず西側を巻く。やがて旧森吉スキー場の上部に到着。尾根の左側の斜面をひと滑り。もう一度登り返して、ほぼ尾根沿いに旧スキー場を滑り降りる。林道に出て一休み。ここは旧スキー場の駐車場だった所。最後は消化試合の圧雪された林道をボブスレーのように滑り降り、車との待ち合わせ場所、テレマーク山荘前に到着。時間があったので山荘に立ち寄る。おかみさんと思われる方がお菓子をくれた。地元の方の気遣いに感謝。
 迎えに来た車で宿に戻り、その日の山行終了となる。途中で買った地酒は「鳥海山」と「春霞」。
(藤澤 記)

その日のtwitter

1月27日(月):阿阿仁スキー場-森吉神社-松倉沢-旧森吉スキー場

天候:晴れ

宿8:30=阿仁スキー場 8:45~9:05=阿仁ゴンドラ山頂駅 9:25~9:35…森吉神社10:12~35
―連瀬沢右俣1190m付近10:44~52…稜線1260m付近11:07~22―連瀬沢右俣1180m付近11:27~56…稜線1250m付近12:08~18-連瀬沢右俣1190m付近12:25~39…稜線1230m付近12:53…鞍部13:12~22-松倉沢1130m二俣上13:40~14:00…旧スキー場ゲレンデ1110m付近14:20~42-旧スキー場P15:00~05-テレマーク山荘15:16~20=宿16:10

三日目、前日に続きシールを装着してからゴンドラに乗車する。晴れ予報だったがガスっていて遠望はきかない。強風のため体感的にはより寒く感じられる。平日とあって昨日は行列をなしていた人影もまばらだ。昨日山頂に登っておいて良かったと思った。今日は
石森手前から斜面をトラバースして森吉神社に向かう。
 避難小屋と神社が隣り合わせに立っている。
神社の裏には奇妙な形で積み重なる巨岩があり、これが冠岩と呼ばれる神社のご神体だ。過去の地震でも崩れることがなく、その姿を維持し続けているという。胎内潜りもできるそうだ。凍り付いている冠岩に触れて参拝した。
避難小屋は、いつもなら雪に埋もれ2階の入口から中に入るということだが、ほとんど丸見え状態で、今年の異常な貧雪を実感する。ここから本日の1本目を沢へと滑り込む。気持ちのいい雪でテンションが上がる1本だ。
 沢床手前までおりて、シールを装着し次に滑るバーンを探りながら神社の250m北側稜線に登り返す。稜線からオープンバーンを快適に真東へ2本目。1180m付近まで滑り下りて早めの昼食とする。天候は回復し、予報通り晴れてきた。
 昼食後、シール装着。先ほどのトレースを使って稜線まで登り返す。稜線手前でシールを外し、目をつけておいたおいしそうな斜面をもう1本。お決まりのビデオ撮影は藤澤さんです。三度トレースを有効活用で最後に上り返すと、空はすっかり晴れ渡り、森吉山がすっきり見渡せる大展望となった。
 前日とは違うルートで旧スキー場へ下りるとのことで、一ノ腰手前鞍部から真西へ滑る。はじめは細い灌木が密だったが、我慢で少し下るとほどなく沢の左側がブナ林の尾根となり、短いが思わず歓声があがるパウダーの1本。あっと言う間に終了点の二俣が下に見えた。そこからシールで上り返して旧ゲレンデコースに出る。2006年に森吉スキー場が閉鎖され、リフト等が撤去されてから植林されたカラマツもかなり成長して、貧雪の影響もあり埋まりきれていない。間を縫うように滑る箇所もあった。最後は緩い上りで前日のトレースに合流するとほどなく林道に到着する。ボブスレーコースで転倒するとダメージが大きいので、スピードを殺しながらテレマーク山荘の除雪終了点に出た。タイミング良く迎えのタクシーが到着して宿まで戻った。

20200127森吉山01

ルート図(赤:1/26、青:1/27)

その日のtwitter

1月28日(火):打当温泉-帰京

天候:晴れ強風

宿10:30=阿仁合駅11:00~34=阿仁マタギ駅12:08=マタギの湯12:30~15:40=阿仁マタギ駅15:52=角館16:34~58=大宮19:38=東京20:04

最終日、天気は悪くないが強風のためゴンドラは運休。後付けの理由ができて(笑)宿から温泉へと直行することに決まる。二日間お腹一杯パウダーをいただいて十分満足したということだ。ガイドを頼んだ甲斐は確かにあった。マタギの湯は最寄り駅まで送迎してくれるとのこと。阿仁マタギ駅前の小屋にスキー等の荷物を置いて、マタギの湯に向かう。
駅からは5分ほど。お目当ての自家製どぶろくはなかった。温泉は良かったが、ふろ上がりのお楽しみ一杯と入った食堂は、営業終了時間に急かされ少々がっかり。サービス業としては落第点だ。ともあれ、疲労をゆっくり回復させて角館から新幹線で東京に戻った。
(猪俣 記)

その日のtwitter