2024年 3月 奥只見丸山スキー場 会山行

奥只見丸山スキー場

概要

日程:2024年 3月22日(金)~24日(日) 2泊3日
場所: 奥只見丸山スキー場
宿泊: 大湯温泉 ホテル湯元(伊東園ホテルズ)
参加者:安尾L、合田 2名

3月22日(金)

天候:晴れ時々曇り

 7時過ぎ安尾車で拙宅を出発し、小出ICからシルバーラインの長いトンネルを抜け、12時前スキー場に到着。春期は3月20日オープンしたばかりで駐車場は混んでいる。
 ここ数日の降雪で公表積雪量は370cmながら、着雪不足による閉鎖コースもあり、実質的には非常に多いとは言えない。雪質は湿気を含んでおりゲレンデサイド等での深雪は重たい。
 平日なので若いボーダーが少なく、ゲレンデは空いていて練習には持って来い。周囲に気を遣うこと無く、斜度が一定している山頂ゲレンデを中心として基本練習に励んだ。足指感覚は少し戻って来たが、腰位置の移動によるエッジングが今ひとつ出来ない。
 宿の建物は相当古いが宿泊料金は格安で、温泉は広々として快適だし、食事はベニズワイガニを含むバイキングと生ビール地酒飲み放題で、ゆっくりと飲み食い出来て大いに満足した。(合田 記)

3月23日(土)

天候:雪、ミゾレのち雨
 昨夜から雪になっていたが、気温の上昇に連れて次第にミゾレに変わり、さらには雨となった。
 週末来場者が多いのに合わせてか、コース全体に圧雪が徹底され何処でも滑り易くなっている。しかし、ゴーグルには雨滴が流れて視界が悪いため、残念ながらコース外等に行こうという気にもならず、早めに宿へ引き揚げて、柔らかいアルカリ性単純温泉で冷えた身体を温めた。
 夕食はカニが出ない以外は昨日と全く同じメニューであり、早くも食傷気味となった。毎日不変の冷凍食材のようで、これが低料金の根幹とすれば、ここが宿評価の分かれるところか。(合田 記)

3月24日(日)

天候:晴
 この日は、前日までとはうってかわって、晴れて日差しが厳しい。登山届を出してスキー場を離れ、予定していた沢にすこし入ってみた。気温が高くなり過ぎて、積もった雪が解け始めて食べる掻き氷のようにシャバシャバになる。斜面には縦縞が入ってスキーが走らない。結局、シールを付けて登り返してスキー場に戻り、ゲレンデを滑ることにした。
 個人的には最近ゲレンデも十分楽しい。スキーテールをずらしてブレーキを掛けるのは最小限にして、胸は斜面下方になるべく正対しつつ、外向姿勢で出来るだけエッジを立て、加速して滑るためにはどう体を動かせばよいかが、最近少なくとも「イメージの上では理解できる」ようになってきた。いま実際に自分にそれが出来ているとはまったく思ってないが、スイッチを入れて加速しながら滑るのは楽しい。その為にはスピードを支えるための相応の筋力が必要になる。現在老化を少しでも抑制するため続けているジムでの筋トレ・ストレッチを継続して、体幹を中心とした筋力と柔軟性を維持・向上しつつ、怪我なくスキーを続けたい。
 今回は予定していた場外滑降はできなかったが、快晴のもと輝く純白の峰々に周囲を360度囲まれたゲレンデで、景色を味わいながらスキーを走らせた。これだけでも道路開通直後の雪の多い時期に来る価値はあると思う。(安尾 記)