平成15年度シーズン山行報告

実績と報告のページ
2003年度シーズン

2003年度シーズンより会山行、個人山行の区別をすることなく掲載します。

2003年6月25日更新

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1999年度から2001年度シーズンの山行報告はこちらです。
2002年度シーズンの山行報告はこちらです。

なお、報告に使われているルート図は、国土地理院の許可を得て、杉本智彦さんのフリーソフトKASHIMIR-3Dを使用し、「山旅倶楽部」のオンライン地図を利用して作成しています。

日程 場所 担当 内容抜粋 報告書
2002年
11月19日
明治神宮 合田 今後とも、各雪崩ビーコンの特性を把握し、使いこなせるようになることを目的として、機会あれば短時間でもビーコン練習はしたいと思いますので、各位ご協力願います。 あり
11月22日(金)-23日(土) 八方尾根 奥村 ピステンで固められたゲレンデとは打って変わった優しさにあふれた、ふんわりした雪に歓声が上がる。登るにつれ視界が開け、足下に雲海、その上に顔を出す山々。その度に2回目、3回目・・・数え切れないほどの歓声が上がる。本日は八方ケルンの少し上のやや平らになった地点までとする。 あり
11月23日(土)-24日(日) 八方尾根 合田 天気予報の悪天予想に加え奥村部隊八方移動の情報もあり、参加者協議の結果、当初予定の立山から急遽八方尾根に場所を変え、日程も1日短縮して実施した。
 実際には予想が外れて好天となり立山はミスしたが、坂井欣ちゃんの良き案内を得て、開幕早々から八方尾根東面の沢数本と蓮華大沢で安上がりに深雪を楽しめ、皆充分に満足した。
あり
12月14日(土)-15日(日) 志賀高原 曽我部 今回の奥志賀初滑りツアーは、雪の量、天気共に(この時期として)申し分なく快適なツアーと成りました。夜の部は皆様の御協力もあり、大変楽しい暖炉前となりました。 あり
12月28日(土)-31日(火) 乗鞍岳 矢口 白く輝く峰、峰。下りは長坂さんのカメラで一人ずつの滑りを撮影。雪はやわらかくすばらしく、みなの満足度もかなりのもの。 あり
2003年
1月11日(土)-13日(月)
八幡平 茶臼岳 村上 スキー場からシールで約50分の茶臼岳に向かいます。雪の量は程々で練習にはちょうど良いぐらい。まず滑る前に弱層テスト あり
1月11日(土)-13日(月) 北アルプス焼岳 金井 トレースを慎重にたどり部分的にちょっとした新雪滑りを楽しみながら下るが、樹林が密であまり豪快には滑れない。ダイナミックな滑走を楽しもうと思ったら雪が落ち着いてから下堀沢を滑るのが良いだろう。標高が下がると視界も出てきて滑走を楽しめるようになる あり
1月25日(土)-26日(日) 東北 栂峰
(天元台・若女平に変更)
金井 リフト終点からは真っ白に耀く飯豊連峰が、少し離れて朝日、月山、さらに離れて蔵王が見渡せる。凡天岩まではよかったのだが・・・。一応地図を確認したのだが、有視界で1890Mの台地を若女の頭と思い込む。地図をよくみればおかしいことに気づくはずなのだが、少しの疑いもなく、1400Mで沢に出ておかしいことに気づく。 あり
1月29日(水) 山スキー入門
机上講習会

(渋谷)
運営委員 受講者数は14名と当初の見込み数を上回り、ロの字型机レイアウトの関係上ほぼ満室状態になり、相当な盛況感を呈した。 あり
2月1日(土)-2日(日) 乗鞍 十石山 上林 樹林帯を滑る。かなり樹林が濃くあまりダイナミックには滑れないが、思いのほか軽い雪で結構楽しめた あり
2月15日(土)-16日(日) 山スキー入門
実技講習会
第1回
合田 新入会員募集を目的とする山スキー入門実技講習会を1泊2日の合宿形式で開催した。今回の受講者5名は中上級者ばかりで、深雪は充分にこなし、モナカでもあまり転ばない滑降技術の持ち主であったところから、講習はシール登高、キックターン、装備類等に限って実施できた。 あり
2月23日(日) 妙高前山滝沢尾根 成瀬 あまり一気に滑るともったいないので、ブナの巨木に囲まれた1300m付近で、リーダー差し入れの生ハムとグレープフルーツに舌鼓を打つ あり
3月1日(土)-2日(日) 尻焼温泉から野反湖へ 岡安 登行した尾根の一つ西の尾根(ミドノ尾根、通称バレンタイン尾根)を下
り、途中でミドノ沢を右岸にうまく滑って渡る。ここからは昨年事故で緊急退却した時の同じルートであるのだが、ミドノ沢側に下り過ぎてヤブが
濃くなり、シールを張りなおして急斜面を50mばかり登り返し、鷹巣尾根の末端の尾根に出て、馬止メ口に
あり
3月8日(土)-9日(日) 吾妻山 村上 吾妻スキー場〜慶応吾妻山荘は、クリスマスツリーのような木にタップリと雪が被っていて絵本の中を歩いているようでした あり
3月14日(金)-4月6日(日) アルプス山岳スキー大縦走 奥村 ガイドを含めると総勢30名の大部隊であったが、22日間のうち晴天でなかったのは行動の無かった1日だけという稀有な幸運にも恵まれ、エクラン山群−ヴァノアーズ山群−モンブラン山群−ヴァリスアルプス と走破することができた。日本山岳会アルパインスキークラブと共催 あり
(別サイトへのリンク)
3月15日(土)-16日(日) 巻機山周辺沢滑り 大坪 大滝は週前半の大雪で完全に埋まっており段落差がなく滑れる状態と判断する。パーティの間隔をあけて順次大滝を滑走し、次の安全地帯に滑り込んだ あり
3月15日(土)-17日(月) 沢尻岳〜モッコ岳〜貝吹岳 村上 地森は頂上を踏まずトラバースして肩に上がる。見上げる1026m峰への稜線は、心配していたとおり、急で細く、かなり悪い。仕方なく、スキーを担いで中央の灌木沿いを上った。時間にすればわずかだったのだが、緊張でとても長く感じ、反射板について心底ほっとした あり
3月21日(金)-23日(日) 朝日岳と雪倉岳 村上 雪倉岳山頂到着(16:00)。朝日岳から雪倉岳を踏破することにより、村上さんの山スキーによる白馬岳以北後立山連峰主稜線全線制覇が成された あり
3月22日(土) 谷川岳〜万太郎谷 大坪 振り返ると、オジカ沢ノ頭の稜線は遙か高く、この谷の奥深さを感じさせる。そのまま源頭域の滑り降りるとやがて谷は狭まり、傾斜も全体的に緩くなり万太郎谷の核心部に入って行く あり
3月29日(土)-30日(日) 妙高火打山 土屋 核心部は、三田原山(外輪山)の外から内へ滑り降りる所でした。30度後半〜40度前半の斜度があり降りるのがやっとでした。楽しかったのはその後で、標高差で1000m以上の滑降が待っていました あり
4月4日(金)-6日(日) 雪倉岳 雨は降るかも知れんと思いきや、一日以上しんしんと雪が降り続き、滝見尾根の中間部まで行き雪倉の滝を見上げると、積雪量が多いのと雪崩の危険のため、とても登頂できる状態ではなく、雪倉岳の登頂を断念した あり
4月5日(土)-6日(日) 富士山須走 長坂 山中湖をバックに、あるいは雪煙けぶる富士をバックに各自思い思いのルートを選び日本一雄大な斜面を堪能 あり
4月12日(土)-15日(火) 月山〜肘折温泉 杉村 息を整え、振り返って下から見上げた斜面には、今滑降してきたシュプールが陽光に光って、感激ひとしお あり
4月25日(金)-27日(日) 鳥海山・祓川コース 平野 祓川6時発、7時に七ツ釜避難小屋を通過し、七高山頂上に9時30分着。すっかり晴れ上がった青空と日本海を堪能し、10時山頂発。ビデオを撮りながら快適に滑走、11時40分に祓川着 あり
4月26日(土)-29日(火) 立山〜太郎平小屋 村上 薬師岳山頂手前200mぐらいの所で中山さんの疲労がピークにきたらしく、雪のくぼみにツエルトを張り泊まることにしました。中山さんはツエルトに入ると緊張の糸が切れたようでした。食欲がなく、お湯を欲しがったので湧かして与えましたが、暫くしてほとんど水分でしたが戻してしまいました あり
4月26日(土)-28日(月) 新穂高温泉から双六岳 杉原 大ノマ乗越が見えてから、登り着くまでが長い。乗越から振り返ると、穂高から槍の稜線が素晴らしい。急斜面を双六谷に向け、標高2300m付近へ滑り降り、緩い傾斜の開けた谷をシール登高で双六小屋へ。結局、9時間も要した あり
4月26日(土)-29日(火) 北海道 暑寒別岳・利尻岳 上林 目の前に真っ白な利尻岳がそびえ立ち圧巻。これを見ただけでもここまで来た甲斐があった。雪面も固く下から見上げる利尻岳はととても頂上までは行けそうにないように見える。8時25分 長官山 1218mに到着。 あり
5月1日(木)-5日(日) 鳥海山 木村 大雪原、青い空とハイマツの緑、他に人影が見当たらない。そうか小生を皆が追い抜いていったのか、でも気持ちがいい。
よく足の痛みを耐えてここまで登ってきた。感動した。自分をほめてあげたい
あり
5月17日(土)-18日(日) 針の木マヤクボ沢蓮華大沢 上林 滑り出しの急斜面は久しぶりに一瞬躊躇したが、雪が柔らかいため滑り出すと快適な斜面だった。雪渓の幅が狭く両側が岩場であるため針の木雪渓より慎重に滑らないといけないが、すべり応えのある素晴らしい斜面だった あり
5月17日(土)-18日(日) 蓮華大沢・針の木マヤクボ沢 木村 山頂付近一帯ガスが広がり始めた。深井さんは滑降モードに入るところで心配したが山頂付近はまもなくガスが切れた。彼は急斜面を豪快に滑り降りてきた。その振動で彼の足元から表層雪崩が発生した。雪崩を避け狭い急斜面を難なく滑降して来たうまい あり
5月17日(土)-18日(日) 白馬杓子沢 土屋 大雪渓もなかなか楽しい滑りだったが、杓子沢はもっとリスキーでおもしろく、スキーシーズン終盤にこんなに充実したツアーに参加できるなんて、本当に幸せだと感謝だった あり
5月24日(土)−26日(月) 立山 合田 約2時間で剣御前小屋に到着。その頃になると、空は晴れ渡り、風も全くなく、前日同様素晴らしい景色を満喫しながら休憩。雪も適度に緩んでいました。 あり