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2002年度シーズン

2002年7月3日更新

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1999年度から2001年度シーズンの山行報告はこちらです。

なお、報告に使われているルート図は、国土地理院の許可を得て、杉本智彦さんのフリーソフトKASHIMIR-3D(http://www.kashmir3d.com/)を使用し、「山旅倶楽部」のオンライン地図を利用して作成しています。

<<会山行>>

日程 場所 担当 内容概略 報告書
2001年
12月14日(土)-15日(日)
志賀高原 曽我部 初日は吹雪。昼食後、合田さん・杉原さんによるビーコン講習会を行いました。2日目は少し天候が回復。シャトルバスでゲレンデを移動し、午前中は自由滑走。昼過ぎに解散しました。 あり
2002年
1月3日−7日
尾瀬・燧ケ岳 村上 直前の大雪で温泉&ビールの新年山行に早変わり あり
1月12日−14日 乗鞍高原 矢口 久しぶりに、最高点・剣ケ峰(3026m)に登頂 あり
1月12日−14日 雫石スキー練習会 村上 「カリカリのアイスバーンのロングコースで滑り込みを!」という師匠の意図も空しく、雫石スキー場は今年も適度な積雪で、ゲレンデはベストコンディション あり
1月19日 神楽峰 土屋 山スキー初級者教室 あり
1月26日−27日 妙高前山・神奈山 成瀬 1250メートル付近、ブナ林が切れて開けた場所で昼食を取る(B点)。この辺からシラカンバあるいはダケカンバがまばらにはえているだけで、広々として見通しがよくなってくる。前方左に妙高山がよく見える。振り返ると日本海が見える。 あり
2月8日−11日 ニセコヒラフスキー場 上林 夜半にまた40〜50cm程積もり、最高のコンディションとなる。リフトを使ってコース外を滑っていると、アンヌプリ山頂に登る人の列が見え、山頂登山を解禁していることを知り、あわてて山頂に向かう。板をかついで、約20分でアンヌプリ山頂。 あり
2月9日−11日 八甲田山(酸ケ湯) 合田 今年の厳冬期八甲田は比較的、天候、雪質に恵まれ、随所で深雪をそれなりに楽しむことができた あり
2月16日 万座温泉〜草津温泉 杉原 万座鹿沢口でバスに乗り換え、万座温泉に向かって高度を上げるに従い、気温も下がり空気が透明になっていくのがわかる。空は抜けるように青く、雪の白さと強烈なコントラストをなしている。 あり
2月23日−24日 大渚山 上林 昨年は4時間猛ラッセルして1200m付近までしか到達できなかったが、今回は約2.5時間であっさり山頂に着いてしまった あり
2月23日−24日 秋田駒〜乳頭山縦走 村上 東北の日本海側は、風と雪が止まず、快適とは行かないツアーでしたが、それでも時々雲の切れ間から見える冬の景色はすばらしく、二人には良い経験になったでしょう あり
3月2日−3日 八方南尾根・遠見尾根 奥村 日朝、北方に爺・鹿島槍の、間近に餓鬼岳のスカイラインがくっきりと浮かび上がっている。車2台に分乗して八方尾根を目指す あり
3月2日−3日 志賀高原〜尻焼温泉 岡安 野反湖から赤石山の間が刈り払いされて歩きよくなったと聞き、1999年9月に歩いた。その後、ラ・ランドネ会友の直井さんから山スキーに良いゾーンだと、資料といっしょに教えていただいた。翌年10月、下見山行として5人で、横手山−大高山−馬止口を歩く。2001年も会山行として企画したが、天気図のあまりの悪さで中止に。今年やっとの実現だった。3日朝、ヘリで救出される事故を起こし、小高山・大高山は割愛した。 あり
3月9日 平標山 青木 積雪は昨年同時期よりも0.5m少なく、ヤッケも不要な気温。あまりの好天にヤカイ沢を先へ予定変更、先行者のトレースを追い西尾根に向かう あり
3月9日−10日 裏岩手・大深岳 村上 悪天候のため今年も三ツ石山荘から松川温泉に下りました。大深岳はまた、来年の課題になってしまいました。 あり
3月16日−17日 大毛無山「雪山サバイバル教室 杉原 大毛無山(1429m) 頂上直下 雪洞(泊)。山スキーでの緊急事態に備えて、雪洞の作り方を学びました。 あり
3月21日−24日 雪倉岳・朝日岳ピークハント 村上 「たとえ展望は効かなくても、山頂を踏むことができたかできないかで、達成感に大きな差が生じる」(池田さん)が、今回は特に長いアルバイトの後だけに喜びもひとしおだった あり
3月21日−24日 仙丈ヶ岳 合田 小仙丈沢踏破:吹雪のカールは凍結しており慎重に滑る。中間部は視界も改善し雪質、斜度とも相当に快適(4月に個人山行で第二弾!) あり
3月30日−31日 妙高火打 土屋 東京では3月22日に桜が満開を迎え、異常とも思える暖かさの雪シーズンだった。妙高頚城エリアも御多分に漏れず、雪不足に悩んでいる。計画は、火打山頂上を起点として、澄川源頭から矢代川第3発電所までを辿るコースだったが、黒菱山からの大滑降コースを中心に変更した。標高2460mの火打山頂から標高300mまで、本邦屈指の山岳コースである。 あり
4月6日−7日 越後駒ケ岳 大坪 ルートは往復とも、柳沢枝尾根から道行山稜線をたどる。頂上直下の東斜面、小屋下の稜線右寄りの急斜面はツボ足で登ったが、くだりは快適。ザラメ雪を滑ることができ、感激した。駒ノ小屋は昨年改築され、避難小屋として快適な状況。内部は、檜の香りがただよい、印象的だった あり
4月6日−8日 トムラウシ山 村上 昨年5月連休の旭岳〜十勝岳縦走は、雪不足もあって思ったように滑ることができなかったので、なるべく滑りを楽しめるコースを計画しました。MLでメンバーを募ったところ、最初に参加を申し出たのは、山スキー1年生の木村由佳里さん。そこで、トムラウシ〜オプタテシケの縦走ができるよう1シーズンかけて、トレーニングを積み重ねてきました。今回が、「卒業試験」です あり
4月11日−13日 白馬・小蓮華〜金山沢 土屋 平らなところに出たことで白馬大池と判断するが、自信がなく、ビバークと決めて、晴れるのを待つ。しばらくすると、ベールをはぐように一瞬にガスが晴れ、池対岸のゆったりとした雪の斜面が姿を現す。足を踏み入れるのを戸惑うような滑らかな雪の斜面に雪洞を掘り、潜り込む。夕日の茜色と夜の青色に浮かぶ雪面が印象的だ あり
4月20日−21日 湯殿山・月山 杉原 月山稜線上は風あり、頂上までは快晴であった(上の写真)が、滑降を始めて間もなくガスが出て、たちまち視界がなくなり、高度1600mまでそれが続いた。
 雪があったのは、猫又沢まで。そこから大森山までは雪があったりなかったり。困ったのが、夏道を行けばよいのか、スキーコースを行くべきかということ。猫又沢で雪が少なくなり、沢が滝で降りられず、夏道を進んだが、すぐに雪で不明。地形図を信じて尾根通しに進むが、藪に阻まれスキーコースに戻る。時間のロスがはなはだしい
あり
4月27日−29日 立山・剣沢周辺 土屋 別山北北東のピークへ行き、土屋さんを先頭に、池田さん、曽我部さんと4人で滑走開始(10:25)。次第に傾斜を増す斜面に、4人とも緊張を強いられる。途中、ハイ松の中で15分ほど休憩を取る。幅10m程度のルンゼの急斜面をおりると、広い緩やかな二股・出合に出る。左からくる広い沢の斜面をみると、どうもそちらのほうがより安全なルートのようだった(地形図の2662mからまっすぐな斜面)。まぁ、誰も滑落することも無かったし、雪が緩んでいれば最高の斜面かも... あり
4月27日−5月1日 黒部五郎小屋 青木 当初3日間は天気に恵まれ、北俣岳から赤木谷源流、五郎岳からカール、祖父岳から岩苔小谷、祖父谷への滑走を楽しんだ。最終日は曇、ガス、雨、快晴と目まぐるしく天気が変化したが、最後に弓折岳から1000mの滑降ができ、満足できる山行となった。 あり
5月25日−27日 立山・剣沢周辺 まだ硬く凍った雪渓に、金属音を響かせながら豪快に降る。高度2500m程度まで降ると漸くエッジが食い込むようになりほっとするが、すぐに長次郎谷出合まできてしまった。ここで自然の力のすさまじさに驚かされる。 あり

<<個人山行>>

日程 場所 内容概略 報告者 報告書
1月26日−27日 八幡平茶臼岳 山頂からの深雪とパウダーが魅力の素朴なスキー場 村上 あり
2月8日−9日 前山合宿 滝沢尾根は登り500m下り1000mの標高差があり。初心者の私には大変美味しいコースに思えました。 曾我部 あり
2月16日−17日 八幡平茶臼岳(2) モルモット木村ゆかりのスキー上達悪戦苦闘
連載第三回「下向きの恐怖を克服せよ!」
木村ゆかり あり
4月27日−29日 仙丈ヶ岳 挑戦山行:この3月に滑り残した大仙丈沢、藪沢を滑降する目的で村営バスを利用して再訪した。仙丈小屋ベース:新築の大型避難小屋であり、遥か北アまで展望できる快適ホテル「南アルプス」だ。 合田 あり
4月27日−5月3日 北ノ俣〜黒部源流 小屋からは雪の大斜面をひたすら登って北ノ俣岳へ。これで5回目の頂上だけれど、初めて西方から登って立派な山だと気がつく。いつもは先を急ぐあまり、単なる通過点だったけれど・・それに今回はテント山行で急ぐことはなく、ゆっくり山を楽しめる気分。 岡安 あり
5月2日−7日 立山、上の廊下、薬師岳、槍ヶ岳縦走 当初の計画では、上の廊下を横断して赤牛岳に登り東沢谷を経由して双六、槍ヶ岳につなぐ計画でしたが雪不足のため横断できず、薬師越えのコースに変更して槍ヶ岳まで縦走をしました。 村上 あり