2022年 4月 白馬 船越の頭・金山沢 会山行報告

白馬 船越の頭・金山沢

概要

日程:2022年 4月 9日(土)前夜発
参加者:角田(L)、猪俣、八木(記録)、石井、笹生(会友)

4月 9日(土)

天候:晴れ

栂池高原スキー場 8:50=栂池自然園駅1820m 9:50…船越の頭2612m13:25-二股16:40

 前泊は角田さん、猪俣さん、石井さんは小川村ゲストハウス「焚き火」で、私は八方尾根スキー場駐車場で車中泊。笹生さんは大町に宿泊。笹生さんは日曜日に行われる八方スーパーバーチカルレース(山岳スキー競技)のスタッフとして来られていて土曜日はフリーなので参加される事となりました。
二股で集合して八木車をデポして角田車で栂池に向かいます。笹生さんとは栂池で合流しました。いつもZOOM例会では参加して頂いていましたが初めてお目にかかれました。ランドネの大先輩と山行に行けるのは何よりです。栂池のリフト券も某スキー場開発の株主優待券で半額になりありがたいです。ゴンドラの列はそれ程でもなく、今日は快晴で山スキー日和です。ロープウェイに乗り換えて栂池自然園駅に降りても寒くなく、むしろ暑い位です。
ゆっくり支度をして自然園の雪原を進みます。白馬乗鞍を右手に見ながら徐々に高度を上げて行きます。
先行グループも多く今日は金山沢目当ての人も多い感じです。リーダーはドンドン行きますが他4人は笹生さんのペースに合わせます。雪面はかなり緩んでちょっとストップスノーぎみです。船越の頭までもう少しというところで先行グループの一人が滑り始めます。しかしいきなり長いトラバースをしてせっかくのきれいな斜面をゴロゴロにして滑り降ります。まっすぐ滑れ!!という感じです。
船越の頭には1時半頃到着。白馬岳も目の前で開放感バッチリです。風も無くゆっくり出来ました。船越の頭から直下は左寄りに滑り出しましたが斜面はゴロゴロであまり快適ではなかったです。金山沢に入ると雪も更に重くなり修行系の雪となってきました。笹生さんも長い山行は久しぶりとのことで大分足が疲れている様です。雪崩地帯は横滑りでしのぎ林道まで少し登っただけで到着しました。ただここから二股まで以外と距離があり林道をショートカットし、途中藪でツボ足も使いながら降りました。猿倉まで除雪されていると楽ですが以外とこの区画が疲れました。最後はスキーを背負って30分程歩きゴール。皆さまお疲れ様でした。金山沢はもう少し気温が低ければ広くて快適な斜面ですが今日は気温が上がり過ぎました。でも「山スキーはどんな雪でも対応出来る様にならないといけない!悪い雪などない!」とリーダーも仰っていましたがその通―り。まだまだ修行です。
この後二股から八木車で栂池まで笹生さんを送りました。笹生さんは明日のレースの準備のためここでお別れです。又是非山行にご参加ください。
私は倉下の湯で皆と合流してサッパリしてから「焚き火」で祝盃を挙げました。ビールうまっ!!(記録 八木)
(追記:角田)初めて行った金山沢でした。頭上に高気圧が乗った好天で良かったですが、しかし気温が高すぎ、滑らない雪でした。また4月に入ると二股から猿倉までの林道に除雪が入るようで、最後はシートラでの歩行になってしまいました。来年は3月に行ってみたいですね。しかし船越の頭からの眺望は最高で、一週間前に登った朝日岳もクッキリ見えました。ここから小蓮華を経て雪倉方面にもいつか行きたいなと思いました。
 いつも笹生さんとはzoomの中でしか知りませんでしたが、今回初めて山行を共にできて良かったです。久々の本格的山スキーとのことで、ペースはゆっくりでしたが、他のメンバーのサポートもあり最後まで頑張ってくれました。私はいつも通りマイペースでしたが、皆さん経験豊富なので、視界の届く範囲の中で、あとは何かあったら無線交信で、という感じで登り滑りました。これからは白馬をホームとして、全てのルートを行ってみたいですね。
山スキーに温泉と宴会はセットメニューです。(笑)